ニュースリリース
北米における発電事業の体制強化について
当社は、北米における「東芝インターナショナル米国社」の火力・水力事業、「東芝アメリカ原子力エナジー社」の原子力発電用蒸気タービン・発電機(以下、STG)事業および「ウェスチングハウス社」のSTG事業を統合し、「東芝アメリカエナジーシステム社」を設立します。新会社は2015年4月1日に営業を開始する予定で、北米における発電事業の拡大を目指します。
今回の統合により、3社それぞれで対応していたSTG事業の営業・サービス窓口を一本化し、ワンストップでソリューションを提供できる体制を構築します。北米における火力・水力事業で形成してきた強固な販売網や、原子力事業で培ってきた設計、調達、建設の総合的なノウハウなど、それぞれのリソースを相互に活用することで、シナジー効果を創出し、新設プラントへのSTG供給や、他社機を含む既設機に対するサービス事業を強化することが可能になります。
当社は、これまで北米において、火力および原子力事業で100台を超えるSTGの受注実績があり、自社機のメンテナンスを中心にサービス事業にも力を入れてきました。2007年には米国でSTGの既設改修事業を展開していたレジェンコ社を買収し、ミルウォーキーにあるサービスセンター内でメンテナンスを提供できる体制を構築しています。今後は、ワンストップで総合的なサービスの提供を推進し、北米における発電事業の売上高の更なる拡大を目指します。
統合会社の概要
社名 |
東芝アメリカエナジーシステム社 英語名称:Toshiba America Energy Systems Corporation |
営業開始日 |
2015年4月1日 |
所在地 |
アメリカ ノースカロライナ州 |
従業員数 |
約500人 |
事業内容 |
・火力・原子力のSTGの供給 ・再生可能エネルギーの発電設備の供給 ・総合的なサービスの提供 |