ニュースリリース
京浜事業所に最新鋭のグローバルエンジニアリング・製造センターが完成
発電システム事業のグローバル展開を加速当社の発電システム事業の主要製造拠点である京浜事業所(神奈川県横浜市)内で建設を進めてきたグローバルエンジニアリング・製造センター(以下、新センター)が完成し、本日稼働を開始しました。新センターは、火力・水力・再生可能エネルギーなどのエネルギー関連機器の開発・設計を通して発電システム事業を推進する「グローバルエンジニアリングセンター」とグローバルにものづくりを展開するために海外拠点を指導・支援する「グローバル製造センター」の機能を持ち、東芝グループのエネルギー事業を推進する中核拠点としての役割を果たしていきます。
新センターには、最先端のICT注1環境のもと、エンジニアリング、製造、調達などの機能を集約しました。これにより、国内外拠点とのコラボレーションおよびコミュニケーションを促進し、エンジニアリングの品質や生産のスピードの向上を図ります。
建物には免震構造を採用したほか、津波を考慮した高床設置の非常電源を設置し事業の継続性(BCP)を強化しています。また、最新のBEMS注2や省エネ設備を導入することで、エネルギー使用量を2014年度目標で2012年度比33%注3削減する予定です。なお、新センターは横浜市の建築物環境配慮評価認証制度(CASBEE横浜)で最高位のSランクの認定を獲得しています。
当社は、スマートコミュニティ事業の中核拠点である川崎市の「スマートコミュニティセンター」、インドで発電システムの製造から保守・サービスまで一貫して手掛ける「東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社」など、国内外の拠点と新センターとの連携を深め、新興国をはじめとしたグローバルなエネルギー需要の伸張に対応するため、発電事業におけるグローバル展開を加速します。
- 注1
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ICT(Information and Communication Technology)
- 注2
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BEMS(Building Energy Management System):ビル向けのエネルギー管理システム
- 注3
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京浜事業所の新センター入居予定者執務スペースにおける2012年度電力量と新センターの見込み電力量の比較
新センターの概要
所在地 |
東芝京浜事業所内(横浜市鶴見区末広町二丁目4番地) |
建物構造 |
鉄骨造5階建(建屋免震構造) |
延床面積 |
約2万2,388平方メートル |
収容人数 |
約1,500名 |
着工 |
2012年12月 |
竣工 |
2013年12月11日 |
稼働開始 |
2014年2月6日 |
京浜事業所の概要
設立年月日 |
1925年8月 |
所在地 |
横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 |
所長 |
原田 稔之 |
製造製品 |
火力発電機器、水力発電機器、原子力発電機器、再生可能発電機器、新エネルギー機器 |
敷地面積 |
約51万1,000平方メートル |
従業員数 |
約2,350名 |