ニュースリリース

欧州のデマンドレスポンス関連会社の買収について

エネルギーマネジメント事業の展開を加速
2013年07月03日

 当社は、デマンドレスポンス(需要応答、以下DR)向けソフトウェア開発・サービスの提供を行う欧州サイバーグリッド社(cyberGRID GmbH)の株式の76%を取得し、子会社化しました。今後、DRを含むエネルギーマネジメント事業の欧州での展開を本格化していきます。

 サイバーグリッド社は、電力会社向けにDRシステムを提供する会社で、すでにスロベニアでのDRシステムの導入実績があり、欧州域内で拡販活動を推進しています。電力会社は、同社のシステムを活用することで、工場やビルなどの分散電源の供給能力と、需要家側の削減可能な消費電力を一括して遠隔管理します。これによって、仮想的に単一の発電設備のように電力供給量を調整するVPP(Virtual Power Plant)ソリューションを提供し、効果的なDRが実現可能となります。

 欧州では、太陽光発電システムや風力発電システムなどの再生可能エネルギー導入が進んでおり、電力需給の安定化のため、DRなどの最適な電力管理技術のニーズが高まっています。

 当社は、グリッド監視制御システム、蓄電池システムや、ランディス・ギア社のスマートメーター、通信からメーターデータ管理ソフトまでのAMIといった電力の供給側と、エネルギーマネジメントシステムや省エネ機器・システムといった工場・ビルなどの需要側の双方へのスマートグリッド関連ソリューションをグローバルに展開しています。さらに当社は、今回のサイバーグリッド社買収によって、欧州において電力会社向けに電力の安定運用を図るためのDR導入計画支援、システム及び運用サービスを提供するとともに、制御対象となる需要家向けソリューションも展開していきます。

 当社は、今後もグローバルにスマートグリッドをはじめ、エネルギー、交通、医療などの社会インフラの最適化を目的としたスマートコミュニティ事業の展開を加速していきます。

注 Advanced Metering Infrastructure:スマートメーター総合管理システム

サイバーグリッド社の概要

創業 :2010年5月
代表者 :社長 ラインハルト・コルシツキー(Reinhard Korsitzke)
本社所在地 :オーストリア ウィーン
事業内容 :DR導入計画支援、システム提供、運用サービスの提供
売上高 :約1百万ユーロ(2012年12月期)