ヒッグス粒子と見られる新しい粒子の発見への技術貢献について

2012年07月05日

 今般、欧州合同原子核研究機関「CERN」がヒッグス粒子と見られる新しい粒子を発見したと発表されましたが、当社の技術が「CERN」の「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」に貢献しています。

 ヒッグス粒子と見られる新しい粒子は、陽子を加速し、陽子同士を衝突させ新しい粒子を発生させる全周27kmにおよぶ大きさのLHCで発見されました。

 当社は2001年に「粒子検出用超伝導ソレノイドコイル」を、2004年に「超伝導4極電磁石」を高エネルギー加速器研究機構(KEK)殿に納め、KEK殿によりLHCに据え付けられました。

 「超伝導4極電磁石」は陽子ビームを絞りこむ役割を果たし、「粒子検出用超伝導ソレノイドコイル」は粒子検出に不可欠な磁場を発生させるもので、LHCの中でも重要な装置です。

さらに詳細の情報は以下をご参照ください。
電力システム社 インフォメーション(2012年7月5日)
「ヒッグス粒子」と見られる新しい粒子発見への技術貢献について