ニュースリリース
アルミニウム筺体の採用によりデザインを一新した「ダイナブック コスミオ(dynabook Qosmio)T752」などの発売について
― 全モデルに最新の高速処理クアッドコアCPUを搭載 ―
当社は、2012年夏モデルの新商品として、アルミニウム筺体採用によりデザインを一新し、薄型・軽量化を実現したノートPC「dynabook Qosmio T752」など、4機種13モデルを5月25日から順次発売します。今回、全モデルで最新のクアッドコアCPU「第3世代 インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー」を搭載し高速処理を実現しているほか、タブレットやスマートフォンとの連携機能も向上しています。
ハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T752」は、アルミニウムそのものの素材感や光沢感により、従来以上に高級感のあるデザインを実現しています。アルミニウム筺体を採用することで、従来機種注1に比べ約3.4mmの薄型化注2と約300gの軽量化を実現したほか、マルチタッチ操作なども快適にできる約70%大きくなったクリックパッドや、刻印の文字幅を最大約50%大きくすることで文字を見やすくしたタイルキーボードなど、使いやすさも大幅に向上しています。
また、グラスレス3D AVノートPC「dynabook Qosmio T852」でもアルミニウム筺体を採用することで薄型化・軽量化を実現しており、スタンダードノートPC「dynabook T552」では、フィルム生成時に精細なパターンでマットインクを配合した筺体を採用することにより、光沢感がありながらも指紋がつきにくい仕様になっています。
新商品は、レグザタブレット注3やスマートフォン注4などのアンドロイド(Android™)注5端末と互換性やフォーマットを意識することなく情報共有できる機能注6に対応しています。写真・音楽・映像など大容量のデータも手軽にコピーや移動ができ、それぞれの機器でコンテンツを楽しめます。また、家庭内ネットワークを介して注7、当社製の液晶テレビやブルーレイディスクレコーダーと連携し、放送中の番組や録画番組を高画質で楽しめる「RZスイート express」にも対応注8しています。
さらに、ビデオ通話注9については、通話中に分からない操作を教えてくれる「Skypeらくらくナビ」を今回新たに搭載注10しており、節電機能では、当社独自のアルゴリズムで本体のウェブカメラが人の顔を検出し、液晶ディスプレイの画面を自動的にON/OFFする「TOSHIBA Active Display Off」を搭載注11しています。
当社は、今後もタブレットやスマートフォンなどとの連携をはじめ、多様化するユーザーニーズに対応し、より使いやすい機能とデザインを訴求したPCを商品化していきます。
- 注1
- 「dynabook Qosmio T751」との比較
- 注2
- 最厚部(突起部除く)での比較。T751最厚部:約34.8mm、T752最厚部:約31.4mm。
- 注3
- レグザタブレット AT830 / AT700 / AT570 / AT500。
- 注4
- Android™プラットフォーム搭載で、MTPおよびMass Storageクラスで認識可能なスマートフォン。すべての機器の動作を保証するものではありません。
- 注5
- AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。
- 注6
- ウェブからのダウンロードおよびインストールが必要です(5月下旬配信予定)
- 注7
- 環境、電波状況、ネットワーク速度により、映像や音声が途切れたり、視聴できないことがあります。また、すべての動作を保証するものではありません。
- 注8
-
Windows®搭載PCと、液晶テレビ「レグザ」やブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と連携する当社オリジナルのAV機器連携のソフトウェアです。ウェブからのダウンロードおよびインストールが必要です。
<対象機種>
対象機種については、PC総合情報サイト「dynabook.com」( http://dynabook.com/) をご覧ください。 - 注9
- インターネット通信料はお客様のご負担となります。
- 注10
- T852は、東芝サービスステーションで配信予定。
- 注11
- T752 / T552 / D732に搭載。
新商品の概要
1.ハイスタンダードAVノートPC【dynabook Qosmio T752/T8F】
5月25日から発売/オープン価格
アルミニウム筺体を採用することで、薄型化と軽量化を実現。地上/BS/110度CSデジタルTVチューナー2基と大容量1TB HDD、BDXL™対応ドライブを搭載し、迫力のサウンドシステム(harman/kardon®ステレオスピーカーとSRS Premium Sound 3D™)を採用。PCと地上デジタルテレビ、ブルーレイディスクレコーダー、オーディオなど1台4役の充実機能を搭載したハイスタンダードAVノートPC。
モデル名 |
T752/T8F(2色) |
画面 |
15.6型ワイドHD液晶(省電力LEDバックライト) 1,366×768ドット |
CPU |
インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー 動作周波数2.30GHz (インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.30GHz) |
ODD |
ブルーレイディスクドライブ(BDXL™対応注12、DVDスーパーマルチ |
HDD/メモリ |
1TB/8GB |
TVチューナー |
地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー×2注13 |
Webカメラ |
有効画素数 約100万画素 |
駆動時間 |
約4.1時間注14 |
特長 |
東芝高速スタート、長時間駆動バッテリー駆動、 |
*HDDの容量は1GBを10億バイト、1TBを1兆バイトで算出しています。
お客様が実際に使える容量は、付属するソフトウェア占有量などにより上記の計算値より小さい値になります。
2.グラスレス3D AVノートPC【dynabook Qosmio T852/D8FB】
5月25日から発売/オープン価格
地上/BS/110度CSデジタルTVチューナー2基を搭載。迫力の3D映像とウェブなどの2D画像の同時表示注15も実現したグラスレス3D AVノートPC。
モデル名 |
T852/D8FB |
画面 |
15.6型ワイドFHD液晶(省電力LEDバックライト)グラスレス3D対応 2D表示時:1,920×1,080ドット/3D表示時:1,357×763ドット |
CPU |
インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー 動作周波数2.30GHz (インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.30GHz) |
グラフィック アクセラレーター |
NVIDIA® GeForce® GT 640M |
ODD |
ブルーレイディスクドライブ |
HDD/メモリ |
1TB/8GB |
TVチューナー |
地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー×2注13 |
Webカメラ |
有効画素数 約100万画素 |
駆動時間 |
約2.2時間注14 |
特長 |
東芝高速スタート、 |
*HDDの容量は1GBを10億バイト、1TBを1兆バイトで算出しています。
お客様が実際に使える容量は、付属するソフトウェア占有量などにより上記の計算値より小さい値になります。
3.スタンダードノートPC【dynabook T552/58F】
5月25日から発売/オープン価格
光沢感がありながらも指紋がつきにくいマット&グロス筺体を採用し、シャンパンゴールドやルビーロゼなど4色カラーバリエーションの新筺体・新デザインを採用。64/32ビットセレクタブルOSや約100万画素ウェブカメラ、Skype™、Skypeらくらくナビなど使いやすさを強化したほか、HDサウンドシステム(HDステレオスピーカーとSRS Premium Sound HD™)を搭載したスタンダードノートPC。
モデル名 |
T552/58F(4色) |
画面 |
15.6型ワイドHD液晶(省電力LEDバックライト) 1,366×768ドット |
CPU |
インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー 動作周波数2.30GHz (インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.30GHz) |
ODD |
ブルーレイディスクドライブ(BDXL™対応注12、DVDスーパーマルチ |
HDD/メモリ |
750GB/8GB |
Webカメラ |
有効画素数 約100万画素 |
駆動時間 |
約5.2時間注14 |
特長 |
東芝高速スタート、 |
*HDDの容量は1GBを10億バイトで算出しています。
お客様が実際に使える容量は、付属するソフトウェア占有量などにより上記の計算値より小さい値になります。
4.液晶一体型AVPC【REGZA PC D732/T9F、D732/T7F】
5月25日から発売/オープン価格
大画面23型フルHD液晶(1,920×1,080ドット)と地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーを2基搭載。タイプミスを軽減できるワイヤレス タイルキーボードを採用したほか、「TOSHIBA Active Display Off」機能により、離席時に最大21Wの節電注16を実現する液晶一体型AVPC。
モデル名 |
D732/T9F(3色) |
画面 |
23.0型ワイドFHD液晶(省電力LEDバックライト) 1,920×1,080ドット |
CPU |
インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー 動作周波数2.30GHz (インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.30GHz) |
ODD |
ブルーレイディスクドライブ(BDXL™対応注12、DVDスーパーマルチ |
HDD/メモリ |
2TB/8GB |
TVチューナー |
地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー×2、 |
Webカメラ |
有効画素数 約100万画素 |
特長 |
TOSHIBA ecoユーティリティ、 |
モデル名 |
D732/T7F(3色) |
画面 |
23.0型ワイドFHD液晶(省電力LEDバックライト) 1,920×1,080ドット |
CPU |
インテル® Core™ i7-3610QM プロセッサー 動作周波数2.30GHz (インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.30GHz) |
ODD |
ブルーレイディスクドライブ(BDXL™対応注12、DVDスーパーマルチ |
HDD/メモリ |
2TB/8GB |
TVチューナー |
地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー×2注13 |
Webカメラ |
有効画素数 約100万画素 |
特長 |
TOSHIBA ecoユーティリティ、 |
*HDDの容量は1GBを10億バイト、1TBを1兆バイトで算出しています。
お客様が実際に使える容量は、付属するソフトウェア占有量などにより上記の計算値より小さい値になります。
- 注12
- Blu-ray Disc™(ブルーレイディスク)、Blu-ray™(ブルーレイ)、Blu-ray3D™、BDXL™および関連ロゴはブルーレイディスクアソシエーションの商標です。
- 注13
- テレビを視聴するには、市販の地上/BS/110度CSデジタル放送に対応したアンテナが必要となります。また、アンテナ整合器や分配器などが必要になる場合があります。
- 注14
- JEITA測定法(Ver1.0)による値。駆動時間は使用環境および設定などにより異なります。
- 注15
- 2D表示時はフルHD解像度。3D表示時はHD解像度相当となります。
- 注16
- 「TOSHIBA Active Display Off」機能により、液晶ディスプレイの電源がOFFとなり、顔検出のためのウェブカメラが起動している状態での測定値。
主な機能とソフトウェア
1.「メディアシンク(Media Sync)」
レグザタブレット注17やスマートフォン注18などのAndroid™端末注19と、写真・音楽・映像などのコンテンツを互換性やフォーマットを意識することなく共有できるソフトウェアです。自動的にフォーマット変換を行うため相互のデータを手軽にコピーや移動ができ、それぞれの機器で楽しむことができます注20。
- 注17
- レグザタブレット AT830 / AT700 / AT570 / AT500。
- 注18
- Android™プラットフォーム搭載で、MTPおよびMass Storageクラスで認識可能なスマートフォン。すべての機器の動作を保証するものではありません。
- 注19
- AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。
- 注20
- ウェブからのダウンロードおよびインストールが必要です(5月下旬配信予定)。また、使用される機器に合ったUSBケーブルが必要となります。
2.「RZスイート express」
PCと液晶テレビ「レグザ」やブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と、家庭内のネットワークを介して注21連携する当社オリジナルのAV機器連携ソフトウェアです注22。「レグザブルーレイ」が受信している放送中の番組や、「レグザ」または「レグザブルーレイ」で録画した番組を、家庭内の好きな場所で視聴できる注23ほか、「レグザブルーレイ」で録画した番組をダビングして注24家庭内から屋外に持ち出して視聴できることで、時間と場所を選ばす自由にテレビ番組の視聴をPCで楽しむことができます。
- 注21
- 環境、電波状況、ネットワーク速度により、映像や音声が途切れたり、視聴できないことがあります。また、すべての動作を保証するものではありません。
- 注22
-
Windows®搭載PCと、液晶テレビ「レグザ」やブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と連携する当社オリジナルのAV機器連携のソフトウェアです。ウェブからのダウンロードおよびインストールが必要です。
<対象機種>
対象機種については、PC総合情報サイト「dynabook.com」( http://dynabook.com/)をご覧ください。 - 注23
- デジタル放送など著作権保護されたコンテンツのみの対応となります。また対応機器のチューナーで視聴可能な映像のみの対応となります。配信される映像は、実際の放送より遅れて再生されます。
- 注24
- デジタル放送など著作権保護されたコンテンツのみの対応となります。
3.「Skypeらくらくナビ」
ビデオ通話ソフト「Skype™」注25の利用にあたって、アカウントの取得方法から基本的な使い方まで、動画でわかりやすく説明するソフトウェアです。Skype™を起動した状態で画面に表示された説明動画を見ながら操作できるため、初めての方も、安心して利用できます注26。
- 注25
- 別途アカウントの作成が必要となります。また、インターネット通信料はお客様のご負担となります。Skypeの名称、これに関する商標とロゴ、および「S」ロゴは、Skypeまたはそれに関連する団体の商標です。
- 注26
- T852は、東芝サービスステーションで配信予定。
4.「TOSHIBA Active Display Off」
本体内蔵のウェブカメラで人の顔を検出し、PCの前に人がいるかどうかを判断した上で、液晶ディスプレイの画面を自動的にON/OFFするソフトウェアです。節電効果を最適化する当社独自の顔検出アルゴリズムにより、画面OFF時には、画面ON時に比べて最大約21W(REGZA PC D732の場合)の消費電力を削減注27します。
- 注27
- 「TOSHIBA Active Display Off」機能により、液晶ディスプレイの電源がOFFとなり、顔検出のためのウェブカメラが起動している状態での測定値。T752/T552/D732に搭載。
5.「東芝ピークシフトコントロール」
電力需要のピーク時間帯に入ると、AC電源からの電力供給を停止し、電力需要の少ない時間帯に蓄えたバッテリーを電源として動作させる電源管理機能です注28。昼間に消費する電力の一部を夜間のバッテリー充電に移行させることで、電力需要の平準化に貢献します。
- 注28
- プログラムのインストールおよび設定が必要です。バッテリー充放電を一定期間繰り返すためにバッテリーの使用サイクルが進みますので、バッテリーの買い替え時期が早まります。動画再生などのアプリケーションは、省電力機能によりスムーズに動作しない場合があります。T852/T752/T552に搭載。
6.「節電(eco)ボタン/ TOSHIBA ecoユーティリティ」
ワンタッチで、ディスプレイの明るさやスリープ状態になるまでの時間、イルミネーションLEDのOFF注29など、面倒な設定をすることなく、最適化された省電力の節電モードに簡単に切り替えできます注30。
- 注29
- T852のみ。
- 注30
- T752のみ節電(eco)ボタンを搭載。T852 / T552 / D732はアプリケーションソフトで、切り替え可能です。
7.「SRS Premium Sound 3D™、SRS Premium Sound HD™」
人間聴覚の特性に基づき、音楽・映画・ゲームなどの音を忠実に再現し、臨場感のある高音質なサウンド体験を提供するソフトウェアです。例えば、コンテンツやファイルが切り替わった際でも一定の音量レベルの維持や、容量の小さい内蔵スピーカーでも大音量再生やサラウンド・サウンドを実現します。さらに「SRS Premium Sound 3D™」では再生時に音の奥行き感を加え、より迫力のあるサウンドを楽しむことができます注31。
- 注31
- 「SRS Premium Sound 3D™」は、T852 / T752 / D732に搭載。
8.「Adobe® Premiere® Elements 10、Adobe® Photoshop® Elements 10」
豊富な機能で動画や写真を加工・編集できるソフトウェアです。例えば動画編集では、必要なビデオクリップとムービーテーマを選択するだけで、簡単にインスタントムービーを作成することができます注32。
- 注32
- T852 / T752 / D732/T9F に搭載。
当社グループの環境ビジョンについて
当社グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ“Green of Process”」、「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ“Green by Technology”」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
当社グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。詳細は以下をご覧ください。
URL: http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm
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