ニュースリリース
北陸電力株式会社「志賀太陽光発電所」の一括受注について
当社は、北陸電力株式会社(以下、「北陸電力」)と、発電出力1MWのメガソーラー発電プラント「志賀太陽光発電所」の建設に関する契約を締結しました。これにより、当社が受注した電気事業用メガソーラー発電プラントは累計で7件となり、現在発注されている国内の電気事業用メガソーラー発電プラント数の約半分のシェアを占めることになります。
「志賀太陽光発電所」(石川県羽咋郡志賀町)は、「富山太陽光発電所」に続いて11月に着工される北陸電力の電気事業用メガソーラーであり、2011年2月に運転を開始する予定です。年間の推定発電電力量は約100万kWhで、一般家庭約250世帯分の年間使用電力量に相当します。
当社は、基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入、プラントの建設を含めたプロジェクト全体を一括受注しました。今回受注したプラントには、東芝グループで開発した世界最高クラス注の直交変換効率97.5%を誇る250kWのパワーコンディショナおよび京セラ株式会社製の高効率多結晶太陽電池モジュールを採用する予定です。
地球温暖化防止への世界的な環境意識の高まりの中、電力・産業用の太陽光発電システムの市場規模は2015年に2.2兆円になることが予想されるなど、今後も拡大することが予測されております。このような市場環境下、当社は、高効率なパワーコンディショナやスマートグリッドなどのシステム技術、大規模プラント向けシステムエンジニアリングなどの実績を生かした事業展開を図っており、さらにこれまでの一連の受注を契機に、ワールドワイドでメガソーラー発電プラントの受注の拡大を目指していきます。
注 2010年10月現在、定格出力250kWのパワーコンディショナにおいて
志賀太陽光発電所の概要
1.所在地:石川県羽咋郡志賀町若葉台
2.太陽光発電出力:1MW
3.推定発電電力量:約100万kWh
4.CO2排出削減量(推定):約300トン/年
志賀太陽光発電所のイメージ図