ニュースリリース

4倍速液晶を採用し3D映像に対応した液晶テレビ
「レグザZG1シリーズ」などの発売について

業界最薄の3D対応液晶テレビ「レグザF1シリーズ」も併せて商品化

　当社は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ（REGZA）シリーズ」として、4倍速240HzのLED液晶パネルと高画質映像処理システム「レグザエンジンDuo」により高精細の3D映像^注１を実現し、2D映像をリアルタイムに3D映像に変換する「高画質2D3D変換」機能^注２にも対応した「ZG1シリーズ」3機種を商品化し、10月下旬から発売します。併せて、デザイン性と環境性能を両立した業界最薄^注３の3D対応モデル「F1シリーズ」2機種を8月下旬から発売します。また、新商品に対応した「3Dグラス」も8月下旬から発売します。

　新商品は、4倍速240HzのLED液晶パネルを最大限活用するためにフレーム補間技術「ハイスピードクリア4倍速」を搭載しています。また、精細感のある緻密な映像を映し出す超解像技術採用の「レゾリューションプラス５」、映像の明るさや色味、視聴環境にあわせて自動的に３D映像の画質を調整する「おまかせドンピシャ高画質3D」を搭載することで、2D映像も3D映像も高画質で楽しむことができます。

　さらに、最大4台同時接続できるUSBハードディスクへの録画機能やブロードバンドサービスに対応するだけではなく、録画した番組をブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」　などにダビングできる「レグザリンク・ダビング」^注４にも対応しています。

　「ZG1シリーズ」は、高画質と録画再生機能にこだわった「レグザ」の最上位モデルです。コアチップを2基搭載した「レグザエンジンDuo」により、高精度な超解像処理や2D映像を自然で美しい3D映像に変換する「高画質2D3D変換」機能を実現しているほか、「スカパー！HDチューナー」からブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」へ録画された3D放送番組を含むすべての番組をテレビ側の操作だけで再生^注５する機能を搭載しています。

　「F1シリーズ」は、デザイン性と環境性能を両立した新コンセプト「エコロジカルスタイリッシュモデル」で、業界最軽量^注６且つ、業界最薄の奥行き29mmのデザインを実現しました。また、「46F1」は、年間消費電力量が3D対応テレビ市場最小 ^注７の160kWh/年を実現したほか、梱包質量を従来機種^注８に比べ約33％低減させるなど、デザイン性と環境性能を追求しました。

当社は、高画質機能と録画機能、及び環境性能を訴求した多彩な3D対応のモデルをラインアップに加えることで、さらなるシェア向上を目指します。

注１

3D映像の視聴には別売オプションの「3Dグラス」を着用する必要があります。

注２

2D3D変換機能は、お客様が個人的に撮影した2D3D映像やお好みの放送映像等をお客様の選択により3D映像として家庭で楽しんで頂く事を意図しております。2D3D変換された映像を3D映像として録画することはできません。映像によって3D効果には差があり、その感じ方にも個人差があります。

注３

日本国内向けデジタルハイビジョン液晶テレビにおける奥行き寸法（卓上スタンドを除く）。(2010年7月28日現在)

注４

市販のLANケーブル、または、LANケーブル機能を備えたHDMIRケーブルで接続する必要があります。
HDMIRは、HDMI Licensing LLC.の登録商標です。「レグザリンク・ダビング」対応機種は、当社Webサイト http://www.toshiba.co.jp/regza/をご覧ください。

注５

「スカパー！HDチューナー」、レグザブルーレイ、テレビそれぞれを家庭内LANに接続する必要があります。

注６

「46F1」は46V型以上、「55F1」は55V型以上の日本国内向け録画対応デジタルハイビジョン薄型テレビにおいて。（2010年7月28日現在）

注７

46V型以上の日本国内向け3D対応デジタルハイビジョン液晶テレビにおいて。（2010年7月28日現在）

注８

従来機種「46ZX9500」梱包質量40.5kg、「46F1」梱包質量29.5kgとの比較。

＜3D視聴に関する注意＞
1. 体調がすぐれないときは3Dの視聴はお控えください。
2. 視聴中に体調の変化を感じた場合は、すぐに視聴を中止してください。
3. 3D映像の見え方には個人差があります。

新商品の概要　

商品名	シリーズ	形名	画面サイズ	録画対応	価格	発売日
地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン 液晶テレビ 「レグザ」	ZG1	55ZG1	55V型	USB / LAN ハードディスク	オープン 価格	10月下旬
		47ZG1	47V型			10月下旬
		42ZG1	42V型			10月下旬
	F1	55F1	55V型	USBハード ディスク		8月下旬
		46F1	46V型			8月下旬

商品名	形名	動作対応テレビ	価格	発売日
「3Dグラス」	FPT-AG01(J)	55ZG1/47ZG1/42ZG1 55F1/46F1 55X2 / 55XE2 / 46XE2	オープン価格	8月下旬

商品化の背景と狙い　

　2011年の地上アナログ放送停波を前に、デジタルテレビの需要はますます高まっており、画質や薄型化だけではなく、3D映像視聴、録画機能、環境性能などが注目を集めています。このような背景のもと、当社は新商品で4倍速240HzのLED液晶パネルと当社が長年培ってきた半導体技術を活かした高画質映像処理システム「レグザエンジンDuo」、「レグザエンジン」との相乗効果により実現した高精細の3D映像視聴や録画機能に対応した機種を商品化しました。また、環境性能を追求した機種もラインアップに加えることで、より多くのニーズに応え、シェア拡大を図ります。

新商品の主な特長　

１．高画質化技術

　4倍速240HzのLED液晶パネルと高画質映像処理システム「レグザエンジンDuo」、「レグザエンジン」との相乗効果により高画質を実現しました。

（１）４倍速 240Hz のLED液晶パネル　　　　　　　　　　　　　　　　　

　2D映像と3D映像の高画質化のために、4倍速240HzのLED液晶パネルを採用しました。地上デジタル放送の4倍の速度である240Hzの液晶パネルにより動きの速い場面での残像感を抑え、切れの良い映像を映し出します。

（２）「ハイスピードクリア4倍速」　　　　

　4倍速240HzのLED液晶パネルでの高画質のために、フレーム補間技術を採用しています。地上デジタル放送など1/60秒間隔のオリジナル映像に対して、補間フレームを3枚挿入し、より滑らかな動画再生を実現しています。補間フレームの生成には当社従来^注９比約30倍の広い面積に対応した動き検出を行い、速い動きにも精度高く補間フレームを生成します。また、映画などの1/24秒間隔のオリジナル映像に対しては、異なる9枚の補間フレームを生成し、挿入しています。

注９　従来機種「Z1シリーズ」との比較。

（３）高画質映像処理システム「レグザエンジンDuo」、「レグザエンジン」　

　「F1シリーズ」にはLEDバックライトの実力を最大限に引き出し、階調・質感・色彩表現に富んだ高速映像処理を行う「レグザエンジン」を搭載しています。高画質化信号処理回路と超解像処理回路をワンチップ化することで、高速に16ビット精度高画質化処理を行い、階調性と質感表現を向上させました。また、三次元カラーマネジメント機能を搭載することにより、きめ細かな色再現を可能にしたほか、エリアごとの明るさを検出し、LEDバックライトのピーク輝度補正や消灯などの制御を行うLEDバックライトコントロールシステムで、明暗差が際立つ映像表現を実現しました。さらに、「ZG1シリーズ」はコアチップを2基搭載した「レグザエンジンDuo」により、MPEG圧縮フレームごとのデコード情報を分析し、圧縮ノイズ量を32段階で予測して最適な超解像処理を行うことで、高精度に映像の美しさを再現します。

（４）超解像技術採用の「レゾリューションプラス5」　　　　　　　　　　

　映像の中の輪郭部を緻密な映像に復元する「再構成型超解像処理」と、近似したパターンを同じ映像の中の周辺部分から抽出して重ね合わせることで画像の復元精度を向上させる「自己合同性超解像処理」を採用した「レゾリューションプラス5」を搭載し、2D映像も3D映像も精細感のある高画質で映し出します。

（５）「クリアLEDパネル」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　LEDバックライトと表面クリア仕上げを組み合わせた「クリアLEDパネル」を採用しました。LEDバックライトがコントラストの高い映像を再現し、精細感のある映像描写を実現しています。

２．3D映像の視聴

　アクティブシャッター方式による「3Dグラス」（別売オプション）を使用することで、主にブルーレイディスクで採用しているフレームシーケンシャル方式^注１０のフルHDの3D映像はもちろん、放送で採用しているサイドバイサイド方式^注１１の3D映像の視聴にも対応しています。

注１０

フルHD映像を左目用 / 右目用に交互に送る3D映像の伝送方式。

注１１

フルHD映像の解像度を活用し、画面を左右に2分割して、左目用 / 右目用画面を同時に送信する3D映像の伝送方式。水平方向の解像度は半分になるが、放送フォーマットを変更せずに3Ｄ放送できる。

（１）「おまかせドンピシャ高画質3D」　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「3Dグラス」を通して3D映像を視聴すると、映像の明るさと色味、被写体の輪郭の印象や凹凸、グラデーションの見え方が変化します。「レグザエンジン」に搭載した256ポイント16ビット出力のガンマテーブルと3Dカラーマネジメントが、より忠実な色再現を行なっています。また、同時に「3Dグラス」越しではテレビ周辺の明るさや壁の色味も変化するので、色順応と明暗順応に応じたバックライトコントロールとホワイトバランスコントロールにより最適化します。さらに、テレビ本体には、当社独自の「3D クロストーク^注１２低減技術」を搭載し、バックライトのオン・オフ制御と「3Dグラス」のシャッター開閉タイミングをコントロールすることにより、3D映像特有の映像ボケであるクロストークを抑え、立体感のあるクリアな映像が視聴できます。

注12  3D映像を視聴する際に映像が二重にぼけて見える現象。

（２）「高画質2D3D変換」（「ZG1」）

　「レグザエンジンDuo」を搭載した「ZG1シリーズ」では、当社独自技術による「高画質2D3D変換」機能により、さまざまな2D映像を自然で美しい3D映像として楽しむことができます。入力映像の特徴から構図の推定による奥行き割当てなど、高速性と高精度を両立する当社独自アルゴリズムにより実現しています。

３．多彩な録画・再生機能

　全シリーズで外付けハードディスク録画^注１３に対応しています。さらに、録画番組のチャプター編集・再生や音楽再生などの機能も充実しました。

注13　「ZG1シリーズ」はLAN、USBハードディスクに対応。「F1シリーズ」はUSBハードディスクに対応。

（１）USBハードディスク録画

　市販のUSBハードディスクを使って、手軽にハイビジョン録画ができます。また、市販のUSBハブを使うことで、同時に最大4台までのUSBハードディスクを接続でき、録画容量を手軽に増やすこともできます^注１４。それぞれのハードディスクを区別して管理ができるため、番組のジャンル毎に録画するハードディスクを選んだり、家族それぞれが専用のハードディスクに録画するなど、ユーザーの好みに応じた使い分けをすることができます。

注14

2テラバイト(TB）のUSBハードディスクを同時に4台接続した場合、地上デジタル放送のハイビジョン番組を約852時間録画することができます。

（２）「スカパーHD！」録画番組LAN再生対応（「ZG1」）　　　　　　

　「スカパー！HDチューナー」からブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」^注１５やDLNA®^注１６対応サーバーへ録画されたすべてのテレビ番組をテレビ側の操作だけで再生することができます。3D放送番組も再生できるので、さらに3Dの楽しさが広がります。また、視聴制限付きコンテンツの再生にも対応しています。

注１５

対応機種は「RD-X10 / RD-BZ800 / RD-BZ700 / RD-BR600」。

注１６

DLNARは、Digital Living Network Allianceの登録商標です。

（３）「レグザ番組表・ファイン2」録画予約

　ジャンルごとの色分け、より多くの番組説明が表示できる4時間番組表示や録画予約番組を示す赤いバー表示の追加などでより使いやすくなった「レグザ番組表・ファイン2」から番組チェックや録画予約がより簡単にできます。

４．ゲームを楽しめる各種機能を搭載

（１）「ゲームダイレクト2」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　全画面表示や超解像技術による高画質化処理など、外部入力信号の映像処理をしながらも信号遅延時間^注１７は約19msec（1080pの場合）を実現し、操作タイミングが重要なアクションゲームなどを高画質かつ快適に楽しむことが可能です。

注17　液晶パネルによる遅延は除く。

（２）豊富なゲームモードの画面サイズ　　　　　　　　　　　　　　　　

　最新のゲーム機器からポータブルゲーム機器までさまざまな映像フォーマットに対応して適切な画面サイズをユーザーが自由に選べるように、4種類^注１８の画面モードを採用しています。ゲーム機器に応じたスケーリングを行うことで画面いっぱいにゲームを楽しむことができます。

注18

「ゲームフル」「ゲームノーマル」「ポータブルズーム」「Dot by Dot」の4種類。さらに、「ZG1」は「レトロゲーム　ファイン」にも対応し、5種類のゲームモードを採用しています。

５．充実したネットワーク機能

（１）DLNA（DMP） 対応

　LAN回線経由でDLNA（DMS）機器で録画、受信したコンテンツを視聴できます。新商品で録画した番組を「レグザリンク・ダビング」機能により、ブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」のハードディスクやDTCP-IP対応サーバーへダビングすることも可能です。

（２）HDMI（v.1.4、ARC（オーディオリターンチャンネル）対応）搭載

　HDMIのARC機能を使うことで、今まで光デジタル端子への接続が必要だったオーディオ機器への接続がHDMIケーブル1本で可能になります。また、HDMI接続時、接続機器が再生しているコンテンツを自動検出し、それぞれに最適な画質で映し出します。

（３）ブロードバンドサービス対応^注１９

　光ブロードバンドを通じて映像配信される「テレビ版Yahoo! JAPAN」^注２０、「TSUTAYA TV」^注２１、「T's TV」^注２２、「アクトビラ ビデオ・フル」^注２３、に対応しています。さらに、「ZG1」は「ひかりTV」^注２４にも対応しています。

注19

ご利用にはインターネットの接続が必要です。ご利用環境・通信環境等によって映像の乱れや視聴できない場合があります。

注20

「テレビ版Yahoo! JAPAN」に関する詳しい情報はヤフー株式会社報道発表資料（ http://pr.yahoo.co.jp/release/2009/0406a.html）をご覧ください。

注21

「TSUTAYA TV」に関する詳しい情報は「TSUTAYA TV」公式情報サイト（ http://tsutaya-tv.jp/）をご覧ください。

注22

「T's TV」は、ブロードメディア株式会社が提供するサービスです。詳しい情報は「T's TV」公式情報サイト（ http://www.broadmedia.net/）をご覧ください。

注23

「アクトビラ」に関する詳しい情報はアクトビラのホームページ( http://actvila.jp)をご覧ください。

注24

「ひかりTV」に関する詳しい情報はひかりTV　オフィシャルホームページ（ http://www.hikaritv.net/）をご覧ください。

６．高音質を実現する機能

（１）音響パワーイコライジング

　原音をより忠実に再生するために、スピーカーから発生する音響パワーを測定し、周波数特性をフラットに補正する音響パワーイコライザー「CONEQ」^注２５を採用しています。自然な音場と明瞭度の高い音質を再現します。

注25  CONEQは、Real Sound Lab, SIA の商標です。

（２）薄型ミッドレンジスピーカー（「F1」）

　左右各2個のフルレンジスピーカーと中低音用の厚さ12mm薄型ミッドレンジスピーカーによる5スピーカー構成です。

７．環境性能（「F1」）

　「F1シリーズ」は、デザイン性と環境性能を両立したレグザの新コンセプト「エコロジカルスタイリッシュ」モデルです。北欧のデザイナー、ヤコブ・イェンセンとのコラボレーションにより洗練されたデザインを実現しました。

（１）3D対応テレビ市場最小の年間消費電力量を実現

　「46F1」の年間消費電力量は部品点数の削減と基板面積の縮小などにより3D対応テレビ市場最小の年間消費電力量を実現しました。

形名	年間消費電力量	従来機種注２６との比較
46F1	160kWh/年	約37%減
55F1	180kWh/年	約43％減

注26　「46F1」は従来機種「46ZX9500」258kWh/年、「55F1」は従来機種「55ZX9000」321kWh/年との比較。

（２）業界最薄の奥行き29mmを実現　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「F1シリーズ」のテレビ本体（スタンドを除く）は、奥行き29mmと業界最薄の奥行きを実現しています。さらに、タッチパネル操作の採用により、国内市場で初めて^注２７テレビ本体上のスイッチボタンを無くし、接続入出力端子数は、HDMI®入力端子4つを確保しつつ必要最低限に絞り端子数を当社従来機種^注２８比30％削減するなど、デザイン性にも配慮しました。

注27

46V型以上の日本国内向けデジタルハイビジョン液晶テレビにおいて。（2010年7月28日現在）

注28

従来機種「Z1」シリーズとの比較。

（３）業界最軽量を実現

　「F1シリーズ」は業界最軽量を実現しました。フロント液晶カバーには、強度と高剛性が特長の強化ガラス板を採用するとともに、内部や背面構造を薄型、軽量化することで、テレビ全体を軽量化しました。

形名	スタンドを含む質量	従来機種注２９との比較
46F1	24.5kg	約25%減
55F1	33.5kg	約23%減

注29　「46F1」は従来機種「46ZX9500」33.0kg、「55F1」は従来機種「55ZX9000」44.0kgとの比較。

（４）梱包質量の軽量化を実現　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「F1シリーズ」は、梱包質量の軽量化も実現しており、輸送段階での環境性能に配慮しました。

形名	梱包質量	従来機種注３０との比較
46F1	29.5kg	約27%減
55F1	40.0kg	約25%減

注30　「46F1」は従来機種「46ZX9500」40.5kg、「55F1」は従来機種「55ZX9000」53.5kgとの比較。

8．環境への配慮

（１）LEDバックライトの採用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　新商品には省電力で環境に配慮したLEDバックライトを採用しています。LEDバックライトは、CCFLバックライトに極微量に含まれていた水銀を使用していません。

（２）省エネ対応設計

以下の機能の搭載などさまざまな省エネ対応設計を行っています。

・「おまかせドンピシャ高画質3Ｄ」
画面を常に最適な明るさにすることにより、余分な電力を抑えます。

・消費電力低減設定
画面の明るさを抑制し消費電力を低減します。

・無操作電源オフ機能
無操作状態が約3時間続くと、待機状態にします。

・無信号電源オフ機能
外部入力選択時に無信号が約15分間続くと、待機状態にします。

（３）資源の有効利用

　テレビ本体への自己循環の再生プラスティックやポリ乳酸系の植物性由来樹脂の使用、材料のリサイクルを容易にするため25g以上のプラスティックに材料表示を行うなど、リサイクル対応設計を行っています。なお、ポリ乳酸系の植物性由来樹脂はとうもろこし100%を原料として製造されているため、石油資源の使用量の節約とCO₂排出削減にも貢献しています。

（４）化学物質管理の徹底

新商品では「EU-RoHS指令^注３１」、「J-Moss^注３２」に適合しています。

注31

RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質（6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB（ポリ臭化ビフェニル）・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。

注32

J-Moss：電機電子機器に含有される化学物質の表示に関するJIS規格（JIS C 0950）の略称です。

当社グループの環境ビジョンについて
　当社グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ“Green of Process”」、「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ“Green by Technology”」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。当社グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。詳細は以下をご覧ください。
URL: http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm

＜「3Dグラス」の主な特長＞

　「レグザ 55ZG1 / 47ZG1 / 42ZG1 / 55F1 / 46F1」、「CELLレグザ 55X2」、「CELLレグザスリム 55XE2 / 46XE2」での使用に対応しています。

　アクティブシャッター方式を採用し、左目用 / 右目用に各60コマ/秒（計120コマ/秒）で動作します。3D対応機種の「おまかせドンピシャ高画質3D」による制御でアクティブシャッターを開閉するので、クロストークの少ない3D映像の視聴が可能です。

　「3Dグラス」は、めがね（視力矯正用）の上からもかけられるワイドフレームを採用し、グラス面を大きくすることにより広い視野を確保しています。また、鼻の高さに応じてノーズパットの位置が調整可能で、固定バンドも付属しているので快適な視聴が可能です。さらに、「3Dグラス」の保護やメンテナンスのために、ハードケース、めがねふきも付属しました。

別売オプション機器

商品名	形名	適用機種	価格	備考
「レグザシアターラック」	RLS-450	55ZG1、47ZG1、55F1、46F1	オープン	キャスター付き
	RLS-250	47ZG1、42ZG1、46F1	オープン
壁寄せスタンド	FPT-KY5A	55F1、46F1、 55X2、55XE2、46XE2	オープン	10月上旬 発売予定
テレビ台	RL-G120S	55ZG1、 47ZG1、42ZG1、 55Ｆ1、　46Ｆ1	オープン	キャスター付き
壁取付金具	FPT-TA12	55ZG1	オープン	チルト タイプ
	FPT-TA11	47ZG1、42ZG1
	FPT-TA14	55F1、46F1、 55X2、55XE2、46XE2	オープン	チルトタイプ 9月上旬 発売予定

添付資料

• 別紙： 新商品の主な仕様について[PDF: 124KB]

新商品についてのお客様からのにお問い合わせ先：

東芝テレビご相談センター

一般電話用フリーダイヤル ：　０１２０－９７－９６７４

フリーダイヤルは携帯電話・ＰＨＳなど一部の電話ではご利用になれません。

携帯電話用ダイヤル　　　　：　０５７０－０５－５１００

携帯電話用ダイヤルはＰＨＳなどの一部の電話ではご利用になれません。

商品情報掲載ホームページ ：　 http://www.toshiba.co.jp/regza/