ニュースリリース
ブルーレイディスクレコーダー「ヴァルディア(VARDIA)」の発売について
国内ブルーレイディスクレコーダー市場に参入 当社は、テレビとのセット購入率が高まっているブルーレイディスクレコーダー市場に参入し、「ヴァルディア(VARDIA)」シリーズの新商品として、大容量1,000GB(1TB)のハードディスクを搭載したブルーレイディスクレコーダー「D-B1005K」および320GBのハードディスクを搭載した「D-B305K」、またVTRと1,000GB(1TB)のハードディスクを搭載した「D-BW1005K」を2月中旬から発売します。
なお、同時にブルーレイディスクプレーヤー「SD-BD1K」を2月中旬から発売します。
新商品は、「D-B1005K」と「D-BW1005K」の2機種に、ユーザーから要望が高い、大容量1,000GB(1TB)のハードディスクを搭載し、ハイビジョン画質で最大約508時間注1の長時間録画が可能です。また、当社液晶テレビ「レグザ(REGZA)」との連携機能である「レグザリンク」に対応しており、簡単にブルーレイディスクの高画質を楽しむことができます。「レグザリンク」に対応した「レグザ」注2にHDMI®ケーブルで接続することで、「レグザ」の番組表から録画予約をすることが可能になります。さらに、テレビの番組表からの録画予約時に、録画先を「レグザ」の内蔵ハードディスクや「レグザ」に接続したUSBハードディスクに指定したり、ブルーレイディスクやDVDで残したいタイトルは「ヴァルディア」の内蔵ハードディスクに予約するといった使い分けが、「レグザ」の番組表上でできます。
また、ハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための規格であるAVCHD方式に対応することで、家族や友人を撮影した大切なハイビジョンの撮影映像をブルーレイディスクにダビングして残すことも可能です。さらにVTRを搭載している「D-BW1005K」では、過去にVHSテープに録画した番組などを簡単にブルーレイディスクやDVDディスクにダビングすることができます。
なお、「D-B1005K」「D-B305K」「D-BW1005K」のブルーレイディスクレコーダー3機種に加え、「レグザリンク」に対応したブルーレイディスクプレーヤーとして「SD-BD1K」も同時発売します。
- 注1
- AEモードで録画した場合。低い画質レートの記録なのでブロック状のノイズが目立ったり、映像が乱れたりすることがあります。ただし1回の最長連続録画時間は8時間未満。
- 注2
- 対応機種については、ホームページ( http://www.toshiba.co.jp/digital/regzalink/regza_vardia.htm)をご覧ください。
新商品の概要
商品名 |
形名 |
価格 |
発売時期 |
ブルーレイディスクレコーダー 「ヴァルディア(VARDIA)」 |
D-B1005K |
オープン |
2月中旬 |
D-B305K |
オープン |
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VTR一体型ブルーレイディスクレコーダー 「ヴァルディア(VARDIA)」 |
D-BW1005K |
オープン |
|
ブルーレイディスクプレーヤー |
SD-BD1K |
オープン |
商品化の背景と狙い
デジタル放送対応の大画面液晶テレビの販売が好調に推移するなか、テレビとレコーダーの同時購入が年々増加しています。特に、ブルーレイディスクレコーダーは、DVDレコーダーよりも同時購入率が高く、ブルーレイディスクレコーダーへの要望が高まっています。
当社ではユーザーや販売店からの要望が強い、1.大容量ハードディスクを搭載、2.ブルーレイディスクの録画・再生が可能、3.「レグザリンク」で簡単に使える、という3つの要望に応えたブルーレイディスクレコーダーを市場に投入することで、テレビおよびレコーダー分野でのさらなるシェアの拡大を目指します。
新商品の主な特長
<ヴァルディア「D-B1005K」、「D-B305K」、「D-BW1005K」の特長>
1.大容量1,000GB(1TB)のハードディスクを搭載(「D-B1005K」、「D-BW1005K」のみ)
当社の調査では、レコーダーで最も望まれるのは、2番組同時録画と大容量ハードディスクを使った長時間録画という結果が出ており、3機種すべてに、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2個搭載し、さらに「D-B1005K」と「D-BW1005K」の2機種は、大容量1,000GB(1TB)のハードディスクを内蔵しました。地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン放送をMPEG4AVCに変換することで、最大で約508時間、無劣化のDRモードでも最大で約127時間注3もの録画ができます。
- 注3
- 地上デジタル放送(約17Mbps)をDRモードで録画した場合。ただし1回の最長連続録画時間は8時間未満。
2.ブルーレイディスク・DVDの再生や記録に対応
市販のブルーレイディスクや DVDの再生、およびBD-R、BD-R DL、BD-RE、BD-RE DL、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RWへの記録に対応しています。録画した番組は、チャプターマークの追加・消去をはじめ、編集の開始点と終了点であるイン点とアウト点を指定して、部分的な削除も可能注4なので、不要なシーンを削除して必要なシーンだけをディスクに残すことができます。
- 注4
- フレーム単位の編集・プレイリストの作成等はできません。フレーム単位ではないので、編集箇所のシーンが一部欠けたり、削除したはずのシーンが一部残ったりする場合があります。
3.液晶テレビ「レグザ」との連携機能「レグザリンク」に対応
「レグザリンク」機能により、レグザリモコン一つで本機を操作することができます。「レグザリンク」に対応した当社液晶テレビ「レグザ」と接続することで、評価の高い「レグザ」の電子番組表から直接録画予約したり、録画した番組の再生などを行うことができます。
4.AVCHD方式のビデオカメラの映像取り込みに対応
新商品は、AVCHD方式で記録したハイビジョンビデオカメラ注5の映像をUSBケーブルやSDカードを介して連携することが可能です。撮影した映像をハードディスクに取り込み、テレビの大画面で楽しんだり、ハイビジョン画質のままブルーレイディスクに記録することができます。
- 注5
- すべてのAVCHD方式ビデオカメラに対応しているわけではありません。
5.DVD注6にフルハイビジョン記録ができる「AVCREC」搭載
DVDディスクにハイビジョン映像が記録できる「AVCREC」を搭載しています。安価で手に入りやすいDVDメディアを使ってハイビジョン映像を残すことができます。
- 注6
- CPRMに対応したDVD-R、DVD-R DL、DVD-RWが必要です。「AVCREC」で記録したディスクは対応した機器でしか再生できません。「HD Rec」で録画したDVDディスクとの互換性はありません。
6.約5.5倍注7のハイビジョン録画を実現
デジタルハイビジョン放送の録画時間を約5.5倍にできるAEモードを搭載し、記録時に、圧縮効率の高い映像記録方式である「MPEG4 AVC」を使うことで、より長時間のハイビジョン放送をハードディスクやブルーレイディスク、またはDVDに記録することができます。AEモードを使用すると、BD-R DLに約24時間、DVD-R片面2層で最大約4時間10分、片面1層で最大約2時間10分のハイビジョン映像の記録が可能です。
- 注7
- BSデジタル放送のハイビジョン映像(24Mbps)をDR記録した場合と、AEモードで記録した場合の比較。解像度は変化しませんが、長時間録画にすればするほどノイズが目立つなど画質は劣化します。画質の劣化は録画する映像の種類によって異なります。
7.VHSテープの再生、ダビングに対応(「D-BW1005K」のみ)
VTRを搭載していますので、過去に録画したVHSテープのライブラリ映像をブルーレイディスクやDVDにダビングしてディスクとして残すことができます。
- 注
- 「D-B1005K」「D-B305K」「D-BW1005K」は、従来の「ヴァルディア」シリーズと同等の編集機能、ネットワーク機能等は搭載しておりません。また、従来のヴァルディア、RDシリーズ、カンタロウシリーズで記録したVideoフォーマットおよびVRフォーマットのディスクは、記録した機種でファイナライズ後、再生のみ可能です。HDVRフォーマットのディスクは再生できません。
<ブルーレイディスクプレーヤー「SD-BD1K」の特長>
1.高画質・高音質再生機能を多数搭載
グラデーションをより滑らかに表現する「ディープカラー」出力に対応することで、階調が不足しているコンテンツにも、精細感を維持したまま、より滑らかな質感で楽しむことが出来ます。また、毎秒24コマで製作された映画などのフィルム素材の映像を余計な変換処理を挟まずそのまま出力する「1080/24p」出力にも対応しています。
2.AVCHDおよびAVCRECディスクの再生に対応
レコーダーで記録したAVCREC形式のディスクやAVCHD形式で記録されたDVDディスクを再生することができます。また、SDカードスロットを使用して、ブルーレイディスクのネットワークの拡張機能である「BD-LIVE」でダウンロードしたコンテンツを記録したり、SDカードに記録したJPEG、MP3、WMAなどの画像や音楽を再生することも可能です。
<環境への配慮>
(1)地球温暖化の防止
年間消費電力量を削減しました。1,000GB(1TB)のハードディスクを搭載した「RD-S1004K」が64.1kWh/年だったのに対し、「D-B1005K」は47.0kWh/年(約27%削減)、320GBのハードディスクを搭載した「RD-S304K」が60.1kWh/年だったのに対し、「D-B305K」は45.5kWh/年(約24%削減)を実現しました。
(2)化学物質管理の徹底
「ヴァルディア」は「EU-RoHS指令注8」に適合しています。また、プリント基板実装工程での無鉛はんだの採用や梱包材料からのPVC(塩ビ)全廃をおこなっています。
- 注8
-
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。
当社グループの環境ビジョンについて
当社グループは「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指すものです。効率の良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の 製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減の寄与などの地球温暖化防止をはじめとした、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
詳細は以下をご覧下さい。
URL:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm
新商品の主なハードウェア仕様
形名 |
D-B1005K |
D-B305K |
D-BW1005K |
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HDD容量 |
1,000GB(1TB) |
320GB |
1,000GB(1TB) |
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再生可能メディア |
・内蔵ハードディスク ・BD-ROM、BD-R/-R DL Ver 1.1/1.2/1.3、BD-RE/-RE DL Ver 2.1 ・DVD-R/-R DL(Video/VR/AVCHD/AVCREC)、 DVD-RW(Video/VR/ AVCHD/AVCREC) *DVD-RW Ver.1.0は使用できません。 ・DVD-Video ・音楽CD ・CD-R/RW(CD-DAフォーマット/JPEG) ・SDHC/SDカード(AVCHD/JPEG) *ディスク・カード特性、記録状態によっては、再生できない場合があります。 |
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記録可能メディア |
・内蔵ハードディスク ・BD-R Ver 1.1/1.2/1.3(最高約6倍速)、 BD-R DL Ver 1.1/1.2/1.3(最高約6倍速) ・BD-RE Ver 2.1(最高約2倍速)、BD-RE DL Ver 2.1(最高約2倍速) ・DVD-R for General(最高約8倍速)(Video/VR/AVCREC) ・DVD-R DL for General(最高約4倍速)(AVCREC) ・DVD-RW(最高約4倍速)(Video/VR/AVCREC) *DVD-RW Ver.1.0は使用できません。 |
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映像DAC |
12bit/148MHz |
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音声DAC |
192kHz/24bit |
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チューナー |
地上デジタル放送×2、BSデジタル放送×2、110度CSデジタル放送×2、 地上アナログ放送×1:VHF (1~12ch)、UHF (13~62ch)、CATV (C13~ |
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入力端子 |
S映像入力1(BW1005Kのみ)、映像入力1、2chアナログ音声入力1 |
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出力端子 |
D1-4映像出力1、S映像出力1(BW1005Kのみ)、映像出力1、 デジタル光音声出力1、2chアナログ音声出力1、 HDMI出力(1080/24p対応、ディープカラー出力対応)1 |
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アンテナ端子 |
地上デジタル/アナログ入出力、BS・110度CSデジタル入出力 |
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その他端子 |
USB端子(AVCHD用。外付けハードディスクには対応していません)1、 LAN端子1、SDメモリーカードスロット1、電話回線1 |
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本体消費電力 |
動作時:30W、(BSア 待機時:6.6W、(アン 高速起動待機時: |
動作時:28W、(BSア 待機時:6.6W、(アン 高速起動待機時: |
動作時:47W、(BSア 待機時:5.8 W、(アン 高速起動待機時: |
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外形寸法 |
B1005K/B305K:W430×H61×D318mm(突起部含まず) BW1005K:W435×H100×D399mm |
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本体質量 |
4.5kg |
4.3kg |
7.2kg |
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付属品 |
ワイヤレスリモコン、リモコン用電池、同軸ケーブル、映像・音声接続コード、 B-CASカード、取扱説明書 |
形名 |
SD-BD1K |
映像DAC |
12bit/148MHz |
音声DAC |
192kHz/24bit |
再生可能メディア |
・BD-ROM、BD-R/-R DL、BD-RE/-RE DL *BD-RE Ver.1.0は使用できません。 ・DVD-R/-R DL、DVD-RW *DVD-RW Ver.1.0は使用できません。 ・DVD-Video ・音楽CD ・CD-R/RW(CD-DAフォーマット/JPEG) ・SDHC/SDメモリーカード(AVCHD/JPEG/MP3/WMA)、 8cmDVD(AVCHD) *ディスク・カード特性、記録状態によっては、再生できない場合があります。 |
出力端子 |
コンポーネント映像出力1、映像出力1、アナログ2ch音声出力1、 デジタル音声出力(光)1、(同軸)1、HDMI出力1 |
その他端子 |
LAN、SDカードスロット |
本体消費電力 |
動作時消費電力:20W 待機時:0.5W |
外形寸法 |
W435×H51×D218mm |
本体質量 |
2.3kg |
付属品 |
ワイヤレスリモコン、リモコン用電池、映像・音声接続コード、取扱説明書 |
●HDMI®は、HDMI Licensing, LLCの登録商標です。 ●「ブルーレイディスク」および「BD-LIVE」はBlu-ray Disc Associationの商標です。 ●インターネットのサーバーを使用して提供されるサービスは、お客様への予告なく一時的に停止したり、サービス自体が終了される場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ●ディスクはデータの作りかた、ディスクの状態によって再生または録画できないものがあります。 ●本機で録画したDVD-R、DVD-RWは互換性のないDVDプレーヤー等では再生できません。 ●本機で作成したDVD-R/RW (Videoモード) ディスクはDVD-Video 規格に準拠していますが、すべてのプレーヤー等(当社・他社含む)での正常な再生については保証していません。 ●録画・録音したものは個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。 ●商品の仕様・外観は予告なく変更する場合があります。 ●番組表について:インターネットから番組情報を取得するには、インターネットの常時接続環境が必要です。 ●すべての外部接続機器での正常な動作については保証していません。 ●実際の書き込み速度はドライブ速度よりも落ちる場合があります。 ●HDDはその部品の特性のため、ご使用状況に応じて次第に消耗し、不自然なブロックノイズの発生回数が増えていきます。消耗がひどくなり、使用に際して支障のある場合には、HDDの交換 (有償) が必要となります。 ●HDDへの長期保存はお勧めできません。たいせつな録画内容は、こまめにディスクにダビングしてください(DVDディスクの保存性能を保証するものではありません)。失われた録画内容の復旧や補償はいたしかねます。 ●HDDの容量は1GB=10億バイト、1TB=1,000GBで計算しています。
Gガイド、G-GUIDE、およびGガイドロゴは、米Gemstar-TV Guide International, Inc.またはその関連会社の日本国内における登録商標です。
電子番組表は、米Gemstar-TV Guide International, Inc.が開発した『Gガイド』*を採用しています。
*『Gガイド』は、Gemstar-TV Guide International, Inc.が知的財産権を保有する電子番組表(EPG)技術『G-GUIDE』をベースに株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG社)がサービス開発し、BS-TBS(株式会社BS-TBS)と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)で、現在地上波アナログ/デジタル、BSアナログ/デジタル、110 度CSデジタル放送全てをカバーし、全国で展開しています。
●その他の社名や製品名は各社の商標または登録商標です。
●地上アナログテレビ放送とBSアナログテレビ放送は2011年7月24日までに終了することが、国の法令によって定められています。
新商品に関するお問い合わせ先:
- 東芝DVDインフォメーションセンター
-
一般電話用フリーダイヤル TEL 0120-96-3755
*フリーダイヤルは携帯電話・PHSなど一部の電話ではご利用になれません。 -
携帯電話用ダイヤル TEL 0570-00-3755
*携帯電話用ダイヤルはPHSなどの一部の電話ではご利用になれません。 - 商品情報掲載ホームページ: vardia.jp