ニュースリリース

当社ラグビー部員のドーピング防止規則違反に関する処分と今後の対応策について

2009年02月13日

 

 当社は、当社ラグビー部のクリスチャン・ロアマヌ選手が、日本ドーピング防止規律パネルからドーピング防止規則違反として3ヶ月の資格停止処分、および日本ラグビーフットボール協会(以下、協会)から無期限資格停止処分となったこと、並びにラグビー部が協会から厳重注意処分となったことを受けて、「第46回日本ラグビーフットボール選手権大会」を出場辞退するとともに、次の社内処分と今後の対応策を実施することを決定しました。

 今回のドーピング防止規則違反は、当社として誠に遺憾であり、ラグビー関係者やラグビーファンの皆様をはじめとして多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。加えて、日本ラグビーフットボール選手権大会を辞退することで、関係者やラグビーファンの皆様に、ご迷惑をおかけいたしますことを重ねてお詫び申し上げます。

 今後二度と同様の事態を起こさぬよう、再発防止を徹底するとともに、会社として東芝ラグビー部の一日も早い信頼回復に努めてまいりますので、引き続きチームへのご支援をよろしくお願いいたします。

処分内容

  1. クリスチャン・ロアマヌ(LOAMANU  CHRISTIAN、国籍:トンガ王国)を退部とする。
  2. 同部監督の瀬川智広は、謹慎期間を2009年3月末まで延長する。
  3. 企業スポーツ担当役員(執行役専務)は、2009年3月末まで10%の報酬を返上する。

今後の対応策

  1. 本社人事グループに全社スポーツを管理する部門を新たに設置し、企業スポーツ全般の運営・教育指導に関する管理体制を強化する。
  2. 協会のご指導も仰ぎながら、行動規範・ガイドラインを策定の上、4月から順次教育を実施する。なお、これに先立ち、選手全員へのドーピングに関する再教育を実施する。