多値NANDを採用した業界最大級の256ギガバイトSSDの製品化について 2008年9月26日 - 小型SSD「フラッシュモジュール」も製品化、ラインアップを拡充 -
当社は、パソコン向けに、多値技術を採用した大容量NAND型フラッシュメモリ(多値NAND)を搭載した業界最大級の256ギガバイトのSSD(Solid State Drive)を製品化し、今月からサンプル出荷、今年第4四半期(10月~12月)から量産を開始します。また、近年市場が拡大しているミニノートパソコン向けに、8ギガバイト、16ギガバイト、32ギガバイトの小型SSD「フラッシュモジュール」を製品化し、今月からサンプル出荷を行い、今年第4四半期(10月~12月)から量産を開始します。本製品は、9月30日から幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2008に参考出展します。 ノートパソコンには、大容量で高速データ転送が可能な軽量かつ信頼性の高いストレージデバイスが必要とされており、今回製品化した256ギガバイトの新製品では、大容量かつデータ転送速度の高速化を実現しました。高速・並列データ転送や書き込み領域の均等化など、多値技術に対応した独自開発のコントローラを搭載し、従来製品に比べてデータ転送速度を高速化(読み出し秒速最大120メガバイト、書き込み秒速最大70メガバイト)させました。パソコンとのインターフェースは、高速のシリアルATAを採用しています。 また、需要拡大が見込まれるミニノートパソコン向けに、小型で軽量なSSDの特長を活かしたモジュールを「フラッシュモジュール」として製品化しました。8ギガバイト、16ギガバイト、32ギガバイトの3製品を新たにラインアップに加え、需要拡大が見込まれるミニノートパソコンを対象に拡販を目指します。 当社は、小容量から大容量までSSDのラインアップを拡充し、用途に応じたインターフェースおよびパッケージを展開するとともに、更なる性能の向上を進めていくことで、今後拡大が見込まれるSSD市場を早期に喚起し、NAND型フラッシュメモリ市場の拡大を牽引していくとともに、市場におけるリーダシップを堅持していきます。 新製品の概要 256GB SSD
フラッシュモジュール
新製品の主な仕様 256GB SSD
フラッシュモジュール
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