米国でのABWR型原子力発電所の事業開発会社への出資について 2008年3月26日 本日、当社は、米国の総合発電事業会社であるNRG Energy,Inc.(ニュージャージー州プリンストン市。以下、NRG社)が設立したABWR型原子力発電所の事業開発会社「Nuclear Innovation North America LLC」に、300百万米ドルを出資することに合意しました。 当社は、今回の新会社への出資により、NRG社と米国電力会社であるCPS Energy社(テキサス州サンアントニオ市)がテキサス州で2015年~16年の運転開始を目指して計画中のSouth Texas Project(以下、STP)において、米国初のABWR(改良沸騰水型)原子力発電所3号機、4号機(以下、STP3号機、4号機)の建設計画の速やかな遂行に協力していきます。さらにNRG社が同プラント以外に現在検討を進めている原子力発電所についても参画し、北米におけるABWR型原子力発電所の普及・推進を図ります。 新会社では、当社が持つABWR建設プロジェクト管理ノウハウや実績と、NRG社が有する資金調達能力・許認可対応に関する経験および米国内電力会社との繋がり等のシナジーを図り、北米における新規建設プロジェクトを共同で推進・運営していきます。 また当社は、昨年、STP3号機、4号機の先行エンジニアリング業務を受注しましたが、このほど、正式に主契約者に選定され、建設までのエンジニアリング、主要機器等の納入を一括して受託することとなりました。今夏までに、諸条件を詰めた上で、建設工事を含めた全体のプロジェクトに関する最終契約を締結します。 今回の事業開発会社への資本参加により、当社は、米国内の原子力事業拡大に向け設立した「東芝アメリカ原子力エナジー社」とともに、原子力発電所の新規建設・運営等に関して、さらに事業展開を図っていきます。 新会社の概要
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