シリアルATAインターフェースを採用した1.8型HDDの商品化について 2008年2月26日 転送速度1.5Gbps、回転数5,400rpmで高速なアクセス処理を実現
当社は、シリアルATAインターフェースを採用した120GBの1.8型HDD(ハードディスク装置)「MK1216GSG」および80GBの「MK8016GSG」を商品化し、本日から上海(中国)にて開催される「Intel Mobility Summit」に出展します。本商品は4月以降の量産を予定しています。 本商品には、パラレルATAインターフェースと比べ、より高速なデータ転送(1.5Gbps)を可能にするシリアルATAインターフェースを、当社の1.8型HDDとして初めて採用しました。さらに回転数を当社従来商品(MK1214GAH)と比べて29%速い5,400rpmとすることにより、1.8型HDDとして従来以上に高速なアクセス処理が可能です。 本商品は1.8型HDDのコンパクト性、高い耐振動性、耐衝撃性という特性に加え、高速なデータ転送を実現しました。本商品を搭載したモバイルPCは小型軽量かつ高性能で、利用者の利便性向上を図ることができます。また、両機種とも静音であるだけでなく、エネルギー消費効率が良くかつ2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令に適合しているため、人と環境に配慮した商品の実現に貢献することができます。 新商品の概要
商品化の背景と狙い モバイルPCに搭載されるHDDには、持ち運ぶために軽量かつコンパクトであること、高い耐振動性、耐衝撃性が求められます。従来の1.8型HDDは同容量の2.5型HDDと比べ、耐振動性、耐衝撃性の点で優れていますが、2.5型並みのデータ転送速度の実現が課題でした。本商品は、1.8型HDDへのシリアルATAインターフェースの採用や回転数の向上により、データ転送速度の高速化を実現しました。また、同容量の2.5型HDDと比べ高い静音性を実現しており、従来以上にモバイルPCに適した1.8型HDDとなっています。 当社では高性能で、モバイルPCの利用シーンにより適した1.8型HDDを開発、商品化することによって、モバイルPC利用者の利便性向上に貢献します。 新商品の主な特長 1.転送レートの高いシリアルATAインターフェースを採用 2.高速の回転数を実現 3.コンパクト、かつ軽量 4.高い耐振動性、耐衝撃性を実現 5.省電力など環境に配慮 新商品の主な仕様
*1メガバイト(MB)は1,000,000バイト、1ギガバイト(GB)は1,000,000,000バイトで計算しています。 お問合せ先
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