加賀東芝エレクトロニクスでパワー半導体向け新製造棟の開所式を実施

2007年10月15日

加賀東芝エレクトロニクス新製造棟
加賀東芝エレクトロニクス(一番手前の大きな建物が新製造棟)
 
加賀東芝エレクトロニクス新製造棟(クリーンルーム)


株式会社 東芝 
加賀東芝エレクトロニクス株式会社 

 株式会社東芝(以下、東芝)および加賀東芝エレクトロニクス株式会社(以下、加賀東芝)は本日、加賀東芝敷地内(石川県能美市)に建設した新製造棟の開所式を実施しました。

 新棟は、携帯電話やPCなどデジタル機器向けパワー半導体の製造棟で、本年5月に竣工、加賀東芝初の200mmウェハ対応ラインを整備してきましたが、このたび本格稼動するものです。
 新棟向け設備投資額は、2010年度までに建設費と製造設備費の合計で約550億円を計画しており、今後月産6万枚まで段階的に能力を整備し、市場動向に応じてさらなる拡大を検討します。

 パワー半導体は、携帯デジタル機器やハイブリッド自動車など特に電力使用効率が重視される分野を中心に、電源部分などで電流制御や電圧変換を担う重要部品として需要が拡大しています。
 これを受け、東芝は、今回の加賀東芝新棟を活用してさらに事業を強化し、業界トップの地位を目指します。


加賀東芝エレクトロニクス株式会社の概要

所在地 石川県能美市岩内町1-1
設 立

1984年12月6日

代表者 取締役社長 三谷 達郎
人 員 約850名
資本金 33億円(東芝100%出資)
生産品目 個別半導体(小信号デバイス、パワーデバイス)


新製造棟の概要

建物構造 鉄骨造2階建
面  積 延床面積約23,000m2
建設期間 2006年9月着工、2007年5月竣工

プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。