株式会社駅前探険倶楽部のマネジメント・バイアウト(MBO)について 2007年10月9日 ポラリス・プリンシパル・ファイナンス株式会社 このたび、ポラリス・プリンシパル・ファイナンス株式会社(以下、「ポラリス・プリンシパル」)と株式会社東芝(以下、「東芝」)は、東芝の子会社である株式会社駅前探険倶楽部(以下、「駅前探険倶楽部」)の一部株式を2007年10月末にポラリス・プリンシパルの運営するポラリス第一号投資事業有限責任組合(以下、「ポラリス・ファンドI」)が譲り受けることについて最終合意に達し、2007年10月9日に契約を締結致しました。ポラリス・ファンドIはその他の駅前探険倶楽部の既存株主からも株式を譲り受けることで、駅前探険倶楽部株式の最大約8割を取得する予定です。東芝は駅前探険倶楽部株式の約2割を引き続き保有いたします。 今回の株式異動はマネジメント・バイアウト(MBO:経営陣と金融投資家共同による企業買収)として、駅前探険倶楽部の主要な経営陣は留任し引き続き経営の中核の座に就くとともに、駅前探険倶楽部株式の一部を取得することになります。 ポラリス・プリンシパルは、これまでバイアウト投資を通じて培ったノウハウと、メディア・インターネット及び運輸・旅行等の関係業界に対する知見・ネットワークをベースに、駅前探険倶楽部の経営陣・従業員と協力し、公共交通機関をターゲットとした移動案内及び地域情報サービス等におけるNo.1企業への成長を目指した駅前探険倶楽部の経営戦略立案・遂行を積極的に支援するため、役員派遣を通じた経営体制の更なる強化、役職員に対するインセンティブプランの拡充、事業パートナーとの提携支援等を推進いたします。 東芝は、ポラリス・プリンシパルによる駅前探険倶楽部経営陣の賛同を得たMBO提案を、駅前探険倶楽部の強みを活かして将来の成長を実現するための最適なスキームであり、同社の企業価値の向上につながると判断しました。東芝は、今後も駅前探険倶楽部の経営体制・経営方針を尊重するとともに協力関係を堅持し、引き続き株主として駅前探険倶楽部を支援してまいります。 駅前探険倶楽部は、1997年に東芝の社内ベンチャーとして事業を発足し、2003年に子会社として分離独立した鉄道乗換・時刻表案内サービスの草分けと言える存在です。また、最近では、乗換・時刻表案内のみならず、駅・沿線情報や地域情報等の拡充を通じたユーザーの利便性向上に努めています。 今後は、基本方針として掲げる、コアとなる経路検索・歩行者ナビゲーション技術の進化と拡張、携帯電話・パソコンに加えて新たなプラットフォームの拡大、日常生活に必須となる利便性の高い情報・サービス提供、他社とのパートナーシップ構築・強化、強固な財務体質の確立等を実現し、ユーザーの満足度向上を図りつつ自社の企業価値向上を加速させ、近い将来の株式公開(IPO)を目指していきたいと考えております。
|
![]() |
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 | ![]() |