45nm世代 高性能システムLSIの量産技術を開発 2006年12月14日 株式会社 東芝 株式会社東芝、ソニー株式会社、NECエレクトロニクス株式会社の3社は、45nm(ナノメートル)世代の高性能システムLSI向け量産技術を共同で開発しました。 今回開発したのは、歪みシリコン*1やLow-k絶縁膜*2など、高性能化に必要な要素技術を最適に統合し、さらに高信頼性と両立するための詳細条件を確立した45nm高性能版プラットフォーム(基盤技術)です。 3社では、45nm世代向けに高性能版と低消費電力版のプロセスを並行開発しており、今回の成果は高性能版の開発を基本的に完了した集大成といえるものです。3社は、低消費電力版のプロセスについても、2007年内の早期に開発完了を目指します。 なお、今回の技術については、米国サンフランシスコで開催されている半導体の国際学会IEDM(International Electron Devices Meeting)において、本日(現地時間12月13日)発表しました(講演番号27.2)。 開発の概要 今回開発した45nm高性能プラットフォームは、これまで開発した要素技術を統合し、その過程で様々な新技術・改善を盛り込み、高性能と高信頼性のバランスを踏まえて最適にしたものです。具体的には、次のような技術により構成されます。
(注)用語説明
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