「東芝グループCSR月間」の創設について

2006年11月28日

 

 当社グループは、12月を「東芝グループCSR月間」と定め、国内外のグループ550社でコンプライアンスや環境をはじめとしたCSR活動の総点検と、グループ従業員約17万人のCSR自己点検を実施します。期間中には、東芝グループCSR大会を始め、社会貢献社長表彰、安全健康大会、人権週間記念講演会など各種行事を集中的に行い、グループ、グローバルでの活動の盛り上がり、定着を図っていきます。
 また、従業員と家族の環境意識高揚のため、環境家計簿*1の導入を積極的に推進していきます。

 当社グループは、「CSR経営の遂行」を「利益ある持続的成長の実現」「イノベーションの乗数効果の発揮」と並ぶ、経営の三本柱の1つに位置づけ、グループ、グローバルにCSR活動を推進しています。
 当社グループでは、すべての事業活動において生命・安全、法令遵守を最優先することを行動原則の基本として、国内外のグループ従業員約17万人に対し、「東芝グループ行動基準」を徹底しています。法令違反、企業不祥事根絶を図るため、営業部門、技術部門など職種に応じたコンプライアンス教育を強化し、徹底を図っています。
 環境の取り組みでは、2010年度までにグループ全体の総合環境効率を2倍に高める環境ビジョンの下、第4次ボランタリープランを策定し、製品と事業プロセス両面で環境経営を推進しています。製品については、環境効率指標ファクターTによる算定商品の拡大を推進しています。
 社会貢献では、世界中の各拠点で積極的に社会貢献活動を実施し、1年間で約7万人のグループ従業員が参加しました。さらに、創業150周年を迎える2025年に向け、世界で森林整備に取り組む「150万本の森づくり」運動を推進しています。

CSR月間の主な実施事項

  CSR総点検(組織と従業員)
東芝科学館(川崎市幸区)での実験教室(12月2日)
人権週間記念講演(12月13日)
東芝グループCSR大会(12月15日)
東芝グループ安全健康大会(12月15日)
東芝グループ150万本の森作り講演会(12月20日)

横浜事業所でのステークホルダーダイアログ(12月21日)


環境家計簿の推進

 当社グループでは、従業員の環境意識高揚のため、環境家計簿の導入を積極的に推進しており、環境省の「我が家の環境大臣事業」の一環として推進している「我が家の環境大臣(エコファミリー http://www.eco-family.jp/wagaya.html/)」に参加しています。
 CSR月間中には、当該サイトへの当社グループからの参加が、1万世帯に到達する見通しです。引き続き、今年度中に2万世帯の参加を目標に導入活動を推進します。なお、来春には、本活動により集まったポイントに応じて、グループを挙げて推進している「150万本の森づくり」の一環として植林を実施します。

*1 日常の生活において環境に負荷を与える行動や環境によい影響を与える行動を記録し、必要に応じて点数化したり、収支決算のように一定期間の集計を行ったりするものです。自分の生活を点検し、環境との関わりを再確認するための有効なツールです。


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