「超高速シリーズ」「高速シリーズ」SDメモリカードの発売について

2006年8月24日

SDスピードクラス“Class 6”、“Class 4”に対応

「SDスピードクラス」対応SDメモリカード

 当社は、SDメモリカードの新製品として、データ転送速度が当社従来比2倍となる最高20MB/秒の「超高速シリーズ」、最高5MB/秒の「高速シリーズ」を商品化し、本年10月以降、国内外で発売します。

 両シリーズは、それぞれSDカードの性能区分「SDスピードクラス」の“Class 6”、“Class 4”に対応しており、“Class 6”対応は業界初となります。推奨クラスを表記したデジタル機器に合わせて購入しやすいよう、カード本体およびパッケージに対応クラスを表示して販売します。

 新シリーズでは、いずれも容量2GB・1GB・512MBの3品種をラインアップし、高性能カメラでの動画撮影用途を中心に展開します。当社では今後、従来のSDカード製品を順次、今回の2シリーズに切り替えていきます。

SDスピードクラスは、SDカードアソシエーションが本年5月に策定したもので、データ転送速度が最低2MB/秒の“Class 2”、最低4MB/秒の“Class 4”、最低6MB/秒の“Class 6”が規格化されています。

新製品(SDメモリカード)の概要

新製品(SDメモリカード)の概要

開発の背景と狙い

 本年「SDスピードクラス」が策定され、今後同規格に沿った機器・カードの普及拡大が見込まれます。また、SDカードに高速に動画を記録するなど、高速化へのニーズも強まっています。こうしたことから当社は、業界に先駆けて「超高速シリーズ」「高速シリーズ」の新製品を商品化するものです。

新製品のおもな特長

(1) SDスピードクラス Class6対応(超高速シリーズ)、Class4対応(高速シリーズ)
(2) 最大書込み速度 20MB/秒(超高速シリーズ)、5MB/秒(高速シリーズ)*1
(3) CPRM技術*2を採用した高度な著作権機能を搭載
(4) 従来のSDカード対応機器、およびSDHCカード対応機器でも使用可能*3

新製品のおもな仕様

新製品のおもな仕様

*1: 読出し/書込み速度は1メガバイト/秒を1,000,000バイト/秒として計算しています。読出し/書込み速度は使用する機器、ファイルサイズ等の条件によって異なります。
*2: 4C Entity, LLC(東芝、松下、インテル、IBM)によって開発され、DVD等でも採用されている著作権保護技術。
*3: 2ギガバイト以下のSDメモリカードは従来のSD対応機器と2ギガバイト超のSDHC(SD High Capacity)対応機器の両方で使用することが可能です。ただし、SD/SDHC対応機器がサポートできるSD/SDHCメモリカードの容量は個別の製品で異なりますので、SD各対応機器の互換リストを参照ください。

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