東芝・四日市工場におけるNAND型フラッシュメモリ新製造棟の建設について 2006年8月4日
株式会社 東芝 株式会社東芝(本社:東京都港区 以下、東芝)とサンディスクコーポレーション(本社:米国・カリフォルニア州)の本年7月の合意に基づいて、本日、東芝は半導体メモリの拠点である東芝・四日市工場(三重県四日市市)において、300ミリウェハーに対応したNAND型フラッシュメモリの新製造棟(以下、第四製造棟)の建設を開始しました。 NAND型フラッシュメモリは、シリコンオーディオプレーヤーや携帯電話、各種メモリカードなど幅広いアプリーションへの採用が進み、その市場は急成長を続けています。両社は、東芝・四日市工場に300ミリウェハーに対応した最新鋭の第三製造棟を昨年夏から稼動させ、当初投資計画の前倒しなどにより能力増強を進めてきましたが、2008年以降に見込まれる、さらなる需要拡大に対応するため、今回、第四製造棟の建設に着手したものです。 第四製造棟への投資金額は、06年度から07年度の2年間で、約3,000億円を見込んでいます。第四製造棟の建設は東芝が担当し、製造設備は両社が共同で出資するFlash Alliance有限会社で導入します。生産するウェハーは両社で均分する予定です。 また、第四製造棟では、地震による揺れを3分の1程度まで抑えることができる免震構造や、落雷等による瞬間的な電圧低下に対応するSMES(超伝導電力貯蔵装置)を採用することで、自然災害による製造装置への影響を抑制する対策を行います。 両社は、第四製造棟の建設により、NAND型フラッシュメモリの生産能力を継続的に拡大していくとともに、微細化技術、多値化技術などの技術開発で常に先行することで、世界シェアでトップクラスにあるNAND型フラッシュメモリの競争力を更に強化し、今後も市場におけるリーダシップを堅持していきます。
第四製造棟の概要
東芝四日市工場の概要
Flash Alliance有限会社の概要
|
![]() |
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 | ![]() |