ノートPCの新たな標準を先取りしてdynabookシリーズを刷新 2005年12月19日
当社は、多様化する顧客ニーズを踏まえた新しいノートPCの標準を見据え、新基準のスタンダードノートPCとして「dynabook」シリーズ3機種6モデル、およびAVノートPC「Qosmio」シリーズ2機種4モデルを投入し、ラインアップの刷新を図ります。新商品は、12月23日より順次発売します。 新商品は、14.1型ワイド液晶を搭載した新シリーズ「dynabook TW」をはじめ、15.4型ワイド液晶を搭載した「dynabook TX」、さらには17型ワイド液晶を搭載した「Qosmio G20」など、全機種にワイド液晶を搭載しています。既に米国では家庭向けノートPC市場における60%以上*1がワイド液晶搭載モデルで、日本市場でも高価格帯のPCを中心に普及しています。この傾向は、ワイドコンテンツの増加やユーザニーズの高まりなどを背景に一層進み、普及価格帯のPCへ波及すると予測されます。そこで当社は、他社に先駆けて普及価格帯の機種にもワイド液晶を積極的に搭載し、高い付加価値と幅広い商品ラインアップで、多様化する顧客ニーズに対応していきます。 また新商品では、新たにデータ移行ソフト「PC引越しナビ」をプレインストールしていることに加え、512MBの大容量USBフラッシュメモリ(以下、メディア)を同梱*2しています。買い替え・買い増し需要の拡大を背景として増加傾向にあるデータ移行トラブルに対し、新商品は、「PC引越しナビ」と同梱メディアを利用することで、従来使用していたPCからのデータ移行作業がスムーズに行えます。これにより、ユーザは従来のPC設定状況を確認したり、別途メディアを購入したりする手間もなく容易にデータ移行を完了できます。「PC引越しナビ」では、Internet ExplorerやOutlook Expressの設定、マイドキュメントフォルダ内のファイルなどを移行でき、メディアの容量を超過した場合には自動的にデータを分割できるほか、CD-R/RWなどメディアを選択することも可能です。 さらに、新商品は5,400rpm高速HDDの搭載や、harman/kardonステレオスピーカ*3を採用するなど、多様化する顧客ニーズを踏まえた新しいノートPCの標準を見据え、ラインアップ強化を図っています。 今回発表の全モデルは、2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS*4指令に完全対応しており、当社ではハイエンドモデルだけでなく、スタンダードモデルでもいち早く環境対応に取り組んでいます。
新商品の概要
開発の背景と狙い 昨今のPC市場においては、PCの利用スタイルの多様化に伴い、標準的なPCに求められる仕様や特長が大きく変わろうとしています。例えば、ブロードバンド/テレビ放送/DVDパッケージなどを媒体としたワイドコンテンツの増大、PCの買い替え・買い増しといった2台目需要の拡大、さらには携帯型オーディオプレーヤの普及などを背景としたPCでの音楽再生機会の拡大といったユーザのPC利用環境の変化は、オリンピックやサッカーワールドカップを控えた2006年以降、益々顕著になると予想されます。
新商品の主な特長
新製品の主な仕様 <Qosmio シリーズ><dynabookシリーズ>
お問い合わせ先
なお、新製品情報は当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも提供します。
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