米国における訴訟に関するお知らせ

2005年10月17日

 2005年10月15日(米国太平洋時間14日)、米国カリフォルニア州サンノゼのカリフォルニア州第一審裁判所において下記のとおり判決登録がなされましたのでお知らせいたします。
 なお、第一審の裁判手続はまだ継続中であり、裁判所が判決登録をした後に、第一審の段階において陪審評決の見直しを求める申立て(post-trial motion)を行うことができます。
 当社は、陪審の評決は不当であると考えており、今後とも当社の主張が認められるよう、陪審評決の見直しを求める申立てや控訴を含むあらゆる法的手段を用いてまいります。

1. 登録された判決の内容
 当社及び東芝アメリカ電子部品社は、陪審評決に従い米国法人Lexar Media, Inc.に対し465百万ドルを支払うこと。
   
2.

訴訟の概要
 Lexar Media, Inc.が当社と共同開発したフラッシュメモリに関する技術を当社が同社に無断で不正使用した等として、当社及び東芝アメリカ電子部品社に対し損害賠償を請求していたものです。

   
3. 今後の見通し
 裁判所が判決登録をした後に、第一審の段階において陪審評決の見直しを求める申立て(post-trial motion)を行うことができるため、第一審の裁判手続はまだ継続中です。

 NAND型フラッシュメモリに関する技術は当社が独自に開発したものであり、これまでその開発をリードしてきました。当社は、陪審の評決は不当であると考えており、今後とも当社の主張が認められるよう、陪審評決の見直しを求める申立てや控訴を含むあらゆる法的手段を用いてまいります。

 なお、本件訴訟に伴う業績見通しの修正は、現状においては予定しておりません。


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