薄さと長時間駆動を両立した「dynabook SS」と映像を楽しめる「libretto」の発売について 2005年4月20日
当社は、ノートPC事業20年間のノウハウと差異化技術を採用した、20周年記念モデルを4月下旬の日本国内向け発売を皮切りに全世界に展開します。 20周年記念モデルは「Thin&Light」を基本コンセプトとした「dynabook SS SX」、「dynabook SS S20」と「libretto U100」の3機種です。 「dynabook SS SX」「dynabook SS S20」では、高速信号伝送時の電圧や電流の損失を低く抑えられる新素材を採用した「低損失基板」を開発したことで、配線幅を約25%、線間隔を約20%縮小しています。また、配線スペースを省き、部品実装スペースを大きく取ることができる「スタックビア構造」を採用しているため、高密度な部品実装が可能となります。これら高密度実装技術を駆使した基板の小型化により、基板サイズを約30%削減するとともに、最も厚い部分でも約19.8mmの薄さとフラットデザインを実現しています。また、基板の小型化による実装スペース削減により、バッテリ体積を当社従来機種*1より2倍に増やすことが可能となり、最大約5.4時間の長時間駆動を実現しています。さらに、新製品には、振動を高感度で検出し、ディスクから磁気ヘッドを退避することによってHDD損傷やデータ消失のリスクを軽減する「東芝HDDプロテクション」機能*2や指紋認証機能など、多彩な保護機能を搭載しています。筐体にはクリアコーティング・マグネシウム合金ボディを採用するなど、機能だけではなく、デザインや質感にもこだわったモデルです。
新製品の概要 <dynabook SS> <libretto U100>
開発の背景と狙い 当社は1985年に世界初のラップトップPC T1100を発売し、その後、技術の標準化をリードしたり、先進技術をいち早く新製品に採用することで、ノートPC市場の創造と拡大を進めてきました。例えば、2.5インチHDD、ニッケル水素電池、カラーTFT液晶といった技術をノートPCに搭載し、その技術を標準化することで、ノートPC市場を牽引してきました。一方、昨今、ライフスタイルの多様化やインターネット環境の整備など外部環境が大きく変化してきており、PCの利用スタイルや応用範囲はますます多様化してきています。 新製品の主な特長 <dynabook SS SXシリーズ>
<libretto U100シリーズ>
新製品の主な仕様 <dynabook SS シリーズ> <libretto U100シリーズ>
お問い合わせ先
なお、新製品情報は当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも提供します。
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