デジタル情報機器向けMIPSアーキテクチャ64ビットRISCマイコンの発売について 2005年3月7日 ATA/ATAPIインタフェースや暗号機能回路を搭載
当社は、デジタル情報機器向け64ビットRISCマイクロプロセッサの新製品として、イーサネット接続用コントローラ(EthernetMAC)、ATA/ATAPIインタフェース*1、暗号機能回路*2、NAND型フラッシュメモリを直結できるインタフェース*3など多機能を1チップに搭載することで、システムを高機能化、小型化、低価格化することができるマイクロプロセッサ「TX4939XBG-400」を商品化します。 新製品は、90nmの微細加工プロセスを採用し、米国MIPS社のRISCアーキテクチャを利用した当社オリジナルのプロセッサコア「TX49/H4」の搭載により、動作周波数400MHzの高速処理が可能です。 当社は、1989年からMIPS社とRISC型マイクロプロセッサの分野において提携関係にあり、同社の技術を導入した高性能マイクロプロセッサを「TXシリーズ」としてデジタル情報機器やネットワーク機器向けに展開しています。
新製品の概要
開発の背景とねらい 近年、デジタルオーディオ・ビデオ機器やネットワークプリンタなどのデジタル情報機器はますます高機能化が進むとともに、データ(コンテンツ)保護など新しい要求を取り込む必要がでてきました。このような市場要求への対応を低コストで実現するために、Ethernet接続機能、ATAインタフェース、暗号機能回路などをCPUに内蔵することが望まれています。また、こうした機器では、プログラムやデータの容量も拡大しており、大容量のNAND型フラッシュメモリを使用するニーズも高まっています。 新製品のおもな特長
新製品のおもな仕様
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