中国における水力発電機器事業拠点の取得について 2004年11月16日
当社は、富春江水電設備総廠(以下、FCJ)と、富士電機株式会社(現 富士電機システムズ株式会社)が出資して設立した中国の水力発電機器メーカーの富春江富士水電設備有限公司(以下、FFEC)における出資持分譲渡契約を現出資者(FCJと富士電機システムズ株式会社)と締結しました。 THPCでは、当社の強みである主機性能の高さ、高落差揚水発電技術、大型揚水発電所の受注実績(葛野川発電所:最高揚程778m、中国西龍池発電所:最高揚程703m)をいかした事業を展開します。また、水力発電所の土木・据付工事において中国でNo.1のシェアを持つSino Hydroのビジネスノウハウを活かし、中国市場での事業拡大を図ります。 <資本構成の変化図>
左:持分譲渡前の資本構成/右:持分譲渡後の資本構成。新会社の社名は仮称。
背景と狙い
現在、水力発電機器事業は新設、メンテナンスあわせた全世界で年間約5,000億円の市場が見込まれています。その中で中国市場は年間 約1,300億円で世界で最大の市場となっております。また、増大する都市部での電力ピーク需要を調整するために、今後、揚水発電機器の需要が期待されており、毎年約2GWの新設発注が見込まれています。 新会社の概要
ご参考資料
<中国水利水電建設集団公司(Sino Hydro)の概要>
<富春江水電設備総廠(FCJ)の概要>
<富春江富士水電設備有限公司(FFEC)の概要>
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