CPRMに対応しコピーワンスコンテンツが記録できるDVD-Rメディアの発売について

2004年9月28日

東芝 CPRM対応DVD-Rメディア「RD-RVR120P5」

 当社は、著作権保護機能CPRM(Content Protection for Recordable Media)に対応し、コピーワンス番組をVRモードで録画することができるDVD-Rメディア「RD-RVR120」を商品化します。
 新製品は11月上旬から当社のインターネットショッピングサイトで直販を開始する予定です。

 新製品の容量は片面4.7GBで、CPRMに対応しており、DVD-RメディアへVRモードで録画することができる当社製HDD&DVDビデオレコーダー「RD-X5」専用のDVD-Rメディアです。新製品を「RD-X5」で使用することで、地上・BS・110度CSデジタル放送や、「スカイパーフェクTV!(以下、スカパー!)」のコピーワンス番組を保存することができます。

ハイビジョンのコンテンツをそのままの画質で保存することはできません。
本製品にはCPRMに対応するため、BCA(Burst Cutting Area)と呼ばれている領域に、メディア1枚ごとに異なる固有のID情報「メディアID」が記録されています。そのため、CPRM対応のDVD-Rを識別できない(未対応の)機器にディスクを挿入するだけで、機器及びディスクが故障・破損する場合があります。
本製品に録画した番組は、「RD-X5」等の対応機器以外では再生できません。
本製品に VRモードで録画する場合、録画前に VRモードでのフォーマット(初期化)が必要です。フォーマットせずに録画すると「RD-X5」でもVideoモードで録画されます。Videoモードで録画した場合でも、「RD-X5」及び対応した機器以外では再生できません。未対応の機器にディスクを挿入するだけで、機器及びディスクが故障・破損する場合があります。

新製品の概要

新製品の概要

商品化の背景と狙い

 放送されるすべての番組がコピーワンスである地上デジタル放送の視聴エリアの拡大や、コピーワンス番組を多く放送するBS・110度CSデジタル放送や、「スカイパーフェクTV!(以下、スカパー!)」の視聴者の増加につれて、コピーワンス番組も従来の地上波アナログ放送と同様にDVDメディアに録画したいというニーズが高まってきています。
 しかし、コピーワンス番組を記録型のDVDメディアに録画するには、違法コピーを防ぐ著作権保護機能が必要で、DVDレコーダーとDVDメディアの双方が著作権保護技術であるCPRMへの対応を求められます。
 このような流れを受けて、当社は、CPRMに対応しVRモードの録画ができるDVD-Rメディア「RD-RVR120」と、DVD-RメディアへのVRモード録画機能を搭載した「RD-X5」を商品化します。当社は、「録画した番組を楽しむ」ユーザーの利便性の向上によりDVDレコーダー市場のさらなる拡大と当社シェアの向上を図っていきます。

DVD記録モードとメディアの関係

DVD記録モードとメディアの関係
*1 一部のDVD機器では再生が可能です。機器の取扱説明書でご確認ください。
*2 一部のDVD機器では再生ができません。機器の取扱説明書でご確認ください。
*3 本製品を使った録画・再生は「RD-X5」等の対応機器以外ではできません。また、一部のDVD機器では再生ができません。機器の取扱説明書でご確認ください。

新製品のおもな特長

1. 著作権保護機能であるCPRMに対応しコピーワンス番組の録画が可能
 新製品に、当社製HDD&DVDビデオレコーダー「RD-X5」でVRモード録画をすることで、地上・BS・110度CSデジタル放送や、「スカパー!」のコピーワンス番組を保存することができます。
 VRモードで録画することで、従来DVD-Rメディアには記録できなかった二カ国語音声の保存ができます。また、ファイナライズ処理を行なうまでは、管理領域のデータを追記することができるので、「RD-X5」のHDD上で行なった1フレーム単位の編集結果や、入力した番組名・チャプター・サムネイルなどの書き換えなども可能になります。
録画するには「RD-X5」の他に別途それぞれのチューナーと必要に応じて契約が必要です。また、本製品に録画した番組は、「RD-X5」等の対応機器以外では再生できません。機器の取扱説明書でご確認ください。
 
2. 書き込み8倍速に対応
 新製品は書き込み8倍速に対応したメディアです。実際のダビング時間は機器によって異なります。また、VRモードで録画する場合は4倍速相当になります。

お問い合わせ先

新製品についてのお客様からのお問い合わせ先

東芝DVDインフォメーションセンター
 一般電話用フリーボイス TEL  0120-96-3755
  * フリーボイスは携帯電話・PHSなど一部の電話ではご利用になれません。
 携帯電話用ダイヤル   TEL  0570-00-3755
  * 携帯電話用ダイヤルはPHSなどの一部の電話ではご利用になれません。


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