国連グローバル・コンパクトへの参加、ならびに東芝グループ行動基準の改定 2004年1月6日
当社は、国連が提唱する「人権・労働・環境」についての普遍的9原則を支持し、事業行動において実践していくことを誓約する「グローバル・コンパクト」への参加を決定しました。また、現在の事業行動基準をCSRの観点から見直し、さらにグループ全体への徹底を図るため、「東芝グループ行動基準」を改めて制定し、2004年1月1日に発効しました。 「グローバル・コンパクト」は、1999年に国連のアナン事務総長が提唱し、欧米・アジアなどの多くの企業が参加しています。当社は、岡村社長より、「グローバル・コンパクト」に参加する旨の書簡を国連事務総長宛に送りました。「グローバル・コンパクト」へ参加することにより、「人権・労働・環境」について国際的な基準に基づき明確な方針をもって事業活動を行うことを世界に宣言します。 また、国内・海外を含む東芝グループの事業活動にかかわるすべての役員・従業員が共有する価値観と行動規範を定めた「東芝グループ行動基準」を改めて制定しました。これまで、当社およびグループ会社は、1990年5月に「東芝事業行動基準」を定め、主にコンプライアンス(遵法)の面から役員・従業員の行動指針としてきました。今般、CSR活動をグローバルに推進するにあたり、国連グローバル・コンパクトの精神を盛り込んで内容の充実を図り、新行動基準である「東芝グループ行動基準」を制定しました。ウェブサイトを通じ、新行動基準の全文を社外に公開します(注)。
当社は、2003年7月に企業の社会的責任(CSR)活動の強化を目指し、社長直轄組織としてCSR本部を設置しました。東芝グループは、世界企業として、法令を遵守し、社会規範・企業倫理に則って行動するとともに、地球環境保全、社会貢献、人権尊重についての社会的責任を果たすことを基本方針としています。「グローバル・コンパクト」への参加、ならびに「東芝グループ行動基準」の実践を通じて、これらの実現を図っていきます。
グローバル・コンパクトの概要 1999年に、国連アナン事務総長が「人権・労働・環境」の3分野について、9つの原則の支持を提唱し、国連の「自発的な実践イニシアチブ」としてスタートしています。経済のグローバル化の進展にともなって発生する貧困や環境破壊等の問題の解決に向け、企業が9つの原則を自ら実践し、国際社会の持続的成長に寄与することを求めており、世界の多くの企業が参加を表明しています。 (グローバル・コンパクトの9原則)
東芝グループ行動基準の概要 新行動基準の制定にあたっては、以下の点につき、従来の基準からの変更を図っています。
(東芝事業行動基準の内容)
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