白もの家電のネット接続技術仕様『iReady』を共同開発 2003年12月17日
三洋電機株式会社 三洋電機株式会社、シャープ株式会社、株式会社東芝、三菱電機株式会社(50音順)の4社は、これまで、個別にネット家電に関する技術開発や商品化を行って参りましたが、ネット家電市場を早期に立ち上げる仕組みの確立が最重要課題と考え、各社の白もの家電を相互にネット接続するための技術仕様『iReady』の共同開発に合意しました。 iReady: IT Ready、Internet Ready、I am Readyの言葉からとったもので、ネットワークに繋がる準備ができている(Ready)家電という意味です。 1. 背景とねらい これまで、ネット接続による機器の連携動作や遠隔制御などにより新しい付加価値をもたらすネット家電注1)には大きな期待が寄せられてきました。しかし、その普及面からみれば、メーカ間の保証されていない相互接続性、及びネット接続機能内蔵によるネット家電のコスト上昇などの大きな障壁がありました。そこで、4社は、まず、コスト上昇を押さえた白ものネット家電の普及をめざして、ネット接続機能を白ものネット家電本体から分離するための相互接続実証実験を進めてまいりました。 2. 技術仕様『iReady』が実現する『白もの家電のiReady化』 白もの家電のiReady化は、主に、以下の4つの機能を実現することにあります。
そして、これらを実現する技術仕様『 iReady』を標準化することで、まず安価なアダプタ接続端子を搭載した『 iReady家電』の普及促進をはかり、必要に応じてネット接続機能を持つ『 iReadyアダプタ』を取り付けてネット家電化を進めることができます。 3. 補足資料
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