軽さと長時間駆動を両立したモバイルノートPCの発売について

2003年12月1日

東芝 モバイルノートPC「dynabook SS SXシリーズ」
 
モバイルノートPC dynabook SS SX

 当社は、個人・家庭向けモバイルノートPCの新製品として、12.1型液晶を搭載したモデルで世界最軽量*1となる約995gを実現するとともに、標準バッテリーによる約5.4時間の長時間駆動*2を可能にするなど、モバイルでの使い勝手を高めた「dynabook SS SX/210LNLN」など2モデルを商品化し、12月5日から順次発売します。

 「dynabook SS SX/210LNLN」は、当社従来モデル「dynabook SS S9シリーズ」と比較して、基板面積を約30%、部品点数を約17%削減することで、12.1型液晶を搭載したノートPCとして世界最軽量*1の質量約995gを達成しています。
 また、「超低電圧版Intel(R) Pentium(R)Mプロセッサ 1GHz」、メモリ256MB(最大1,280MB)、20GBのハードディスクを内蔵するなどモバイルノートPCとして十分な基本性能を備えながら、約5.4時間の長時間バッテリ駆動*2を可能としているほか、USB2.0X3ポートに加えて、PCカードスロット、SDカードスロット、モデム・LANインタフェースを搭載し拡張性にも優れています。
 さらに、日常的に持ち歩くモバイルノートPCに不可欠な剛性面への配慮として、本体上面と底面の材質にマグネシウム合金を採用しているほか、外からの圧力を分散して吸収するために、液晶背面側の中央に曲線の凹凸をつけた「スプーンカットデザイン」を施すことで剛性を高めています。

上位モデル「dynabook SS SX/210LNLW」では、HDD容量を40GBに強化するとともに、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g)、CFカードスロットを搭載しながら、質量を約1.1kgに抑え、バッテリ駆動時間も約5.0時間*2を実現しています。新製品では、どちらのモデルもデジタルノートソフトウェア「Microsoft(R) Office OneNoteTM 2003」を搭載しています。

 なお、当社は今回、個人・家庭向けモデルとプラットフォームを共通化した企業向けモデルとして、HDD容量(20GB/40GB)や、ワイヤレスLAN機能、OSの種類などを選択することができるカスタムメイドメニューに対応した「dynabook SS 1600」についても合わせて発売します。

*1 2003年12月1日現在。12.1型TFT液晶を搭載したノートPCとして。光学式ドライブは搭載していません。
*2 バッテリ駆動時間は、JEITA測定法1.0による値。

新製品の概要

新製品の概要

新製品の概要
カスタムメイドサービスに対応します。

新製品の主な特長

<「dynabook SS SX」シリーズ、「dynabook SS 1600」シリーズ>

1. 「世界最軽量」約995g、約5.4時間の長時間バッテリ駆動を実現
 モバイルのノートPCとしての実用性を備えながら、世界最軽量の質量 約995gを実現しています。
 当社従来モデル「dynabook SS S9シリーズ」と比較して、基板面積を約30%削減、さらに部品点数も約17%削減することにより、底面積が約14%も縮小が可能となり、今回の軽量化を達成しました。
 また、徹底した省電力設計と高容量バッテリ搭載により、本体の軽量化にもかかわらず、約5.4時間という長時間のバッテリ駆動を実現し、従来モデル以上に快適な機動性の提供を可能としています。
2003年12月1日現在。12.1型TFT液晶を搭載したノートPCとして。dynabook SS SX/LNLNモデル。
 
2. さまざまな機器とのデータ交換がダイレクト。3タイプのカードスロットを標準装備。
 SDカードスロット1基、PCカードスロット1基に加えてCF(コンパクトフラッシュ)カードスロット1基と3タイプのカードスロットを標準装備しており、デジタルカメラやPDAなどさまざまな機器とのデータ交換がスムーズに行なえます。また、内蔵マイクを搭載するほか、USB2.0コネクタを右側面に2ポート、左側面に1ポートの合計3ポート装備しているので、マウスや外付けデバイスなどの機器を左右の使いやすい位置に接続することができます。
CFカードスロットは「dynabook SS SX/LNLW」モデル、「dynabbok SS 1600」シリーズに搭載しています。
 
3. 「超低電圧版 Intel(R)Pentium(R)Mプロセッサ 1GHz」搭載で、省電力・高パフォーマンスを実現
 CPUに、モバイルノートPCに特化した「超低電圧版Intel(R)Pentium(R)Mプロセッサ 1GHz」を搭載し、低消費電力ながら、高い処理性能を実現しています。
 また、モバイルノートPCながら性能を重視した仕様としており、メモリは256MB(最大1,280MBまで拡張可能)を、ハードディスクも大容量40GBを搭載し、高パフォーマンスを実現します。
「dynabook SS SX/LNLW」モデル。「dynabook SS SX/LNLN」モデルは20GB。「dynabbok SS 1600」シリーズはカスタムメイドサービス対応にて選択可能。
 
4. IEEE802.11b/g デュアルバンド対応ワイヤレスLANを内蔵*1
 軽量、コンパクトな筐体ながらデュアルバンド対応ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g)を内蔵*1しており、屋外のワイヤレスLANスポットや、ワイヤレスLANアクセスポイント(別売)を設置した室内で、LANケーブル無しでインターネットへアクセスできます。また、通信速度が最大54Mbpsの高速ワイヤレス通信が可能なIEEE802.11gにも準拠しており、容量の大きなファイルもスピーディに転送することができます*2
*1 「dynabook SS SX/LNLW」モデル。「dynabbok SS 1600」シリーズはカスタムメイドサービス対応にて選択可能。
*2 IEEE802.11g準拠のワイヤレスLANアクセスポイントが必要です。(別売)
 
5. 軽量、コンパクトながらも耐久性に優れた剛性ボディ
モバイルでの耐久性を実現するために、筐体にマグネシウム合金ボディを採用(液晶マスクを除く)しており、軽量化をはかりながら高い剛性を実現しています。さらに、液晶背面側に曲線を使用した「スプーンカットデザイン」を採用することで、より高い耐久性を確保しております。
 
6. 使い勝手をさらに高める東芝独自のユーティリティーソフト
 アプリケーションソフトウェアには、デジタルノートソフトウェア「Microsoft(R) Office OneNoteTM2003」を搭載することで快適なモバイルコンピューティングツールとして利用できるほか、有線LAN、無線LANといった複数のネットワーク環境の設定を自動的に切り換えることができる「ConfigFreeTM」をはじめ、閲覧中のホームページや作成中の文章などの画面表示をワンタッチで拡大・縮小することができる「Smooth ViewTM」、タッチパッドの操作だけでソフトの起動ができる「パッドタッチTM」といった、モバイルノートPCとしての使い勝手を高める当社オリジナルのユーティリティソフトを豊富に搭載しています。
 
7. 選べるカスタムメイドサービス対応
 「dynabook SS 1600 シリーズ」はカスタムメイドサービスに対応しており、OSを「Windows(R)XP Professional」・「Windows(R)2000 Profrssional」、ハードディスクを「20GB」・「40GB」、ワイヤレスLANを「IEEE802.11b/g」・「IEEE802.11b」・「なし」、保証期間を「1年保証」・「3年保証」のそれぞれから組み合わせて選択することができます。

お問い合わせ先

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東芝PCダイヤル
(http://dynabook.com/assistpc/index_j.htm)

なお、新製品情報は当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも提供します。


  • 本資料掲載の商品はそれぞれ各社が商標として使用している場合があります。
  • Intel、Pentium、SpeedStepはIntel Corporationの登録商標または商標です。
  • Microsoft、Windows、OneNoteは、米国Microsoft Corporationの米国及び他の国における登録商標です。
  • Windowsの正式名称はMicrosoft Windows Operating Systemです。
  • コンパクトフラッシュは、米国SanDisk Corporationの登録商標です。
  • Bluetoothは、その商標権者が所有しており、東芝はライセンスに基づき使用しています。
  • 「ConfigFree」、「SmoothView」、「パッドタッチ」は株式会社東芝の商標です。
  • ハードディスクの容量は1GBを10億バイトで算出しています。

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