企業向けノートPC新製品の発売について

2003年11月17日

企業向けノートPC (左)dynabook Satellite J11 (右)dynabook Satellite A11

 当社は、企業向けノートPCの新製品として、「dynabook Satellite J11 シリーズ」「dynabook Satellite A11 シリーズ」合わせて32のベースモデルを商品化し、11月17日から順次発売します。モデルごとにハードディスク容量や、光学式ドライブ、保証期間を変更できるカスタムメイドサービスを用意しており、顧客企業の要望にきめ細かく対応します。

 「dynabook Satellite J11 シリーズ」は、CPU、液晶、OSの種類とアプリケーションソフトの有無の組み合わせにより24のベースモデルをラインアップしています。ベースモデルでは30GBのハードディスク、CD-ROM、フロッピーディスクドライブを本体に内蔵しており、豊富なカスタムメイドメニューによって、40GBハードディスクや、マルチドライブ、ワイヤレスLAN機能、保証期間3年などを選択することができ、オフィス環境や規模に合わせたシステム構築を可能にしています。
 また、企業向けモデルならではの取り組みとして、システム管理者の負担を軽減して運用コストを抑える各種オリジナルソフトウェアを搭載しています。ハードディスクやメモリなどの状態をPCの使用者自らチェックできる「PC診断ツール」や、ハードウェアやソフトウェアの管理情報表示や障害通知機能など持つ「TOSHIBA Management Console」などは、企業内のクライアントPCとして効率的に利用するための有効なユーティリティです。

 「dynabook Satellite A11 シリーズ」は、CPU、液晶、OSの種類の組合せにより8タイプのベースモデルをラインアップしています。ベースモデルでは標準で20GBのハードディスク、CD-ROMを本体に内蔵しているほか、カスタムメイドメニューによって、マルチドライブ、保証期間3年などを選択することができます。

新製品の概要

新製品の概要
OSは「Windows(R) XP Professional」または「Windows(R) 2000 Professional」のどちらを選択しても価格は同じです。

新製品の概要
OSは「Windows(R) XP Professional」または「Windows(R) 2000 Professional」のどちらを選択しても価格は同じです。

新製品の概略仕様

新製品の概略仕様
カスタムメイドサービスに対応します

新製品の概略仕様
カスタムメイドサービスに対応します

新製品の主な特長

<Satellite J11シリーズ>

1. 充実したベースモデルと豊富なカスタムメイドサービスを用意したスタンダードノートPC
 「dynabook Satellite J11」は、CPU(「モバイルIntel(R) Pentium(R)4プロセッサ 2.20GHz-M」、「モバイルIntel(R) Celeron(R) プロセッサ2.40GHz」)、液晶(15型の高精細SXGA+ TFT液晶、15型XGA TFT液晶、14型XGA TFT液晶)、OS(「Windows(R) XP Professional」、「Windows(R) 2000 Professional」)の種類と、アプリケーションソフト(「Windows(R) Office Personal Edition 2003」)の有無を組み合わせた24種類のベースモデルをラインアップしています。
 さらに、豊富なカスタムメイドサービスに対応し、ハードディスクを30GBハードディスク・40GBハードディスク、ドライブをCD-ROM・マルチドライブ、通信をLANコネクタ・ワイヤレスLAN内蔵、保証期間を1年保証・3年保証のそれぞれから組み合わせて選択することができます。これにより、オフィス環境や規模に合わせたシステム構築を可能にしています。
 なお、アプリケーションソフト搭載モデルには、デジタルノートアプリケーション「Microsoft(R) Office OneNoteTM 2003」が標準でインストールされます。
 
2. 充実したセキュリティ/マネジメント
 オリジナルソフトウェアとして、ハードディスクやメモリなどの状態を診断する「PC診断ツール」や、ワイヤレスLANと有線LANのネットワーク環境を自動的に切り替える「ConfigFreeTM」などの便利なユーティリティのほか、ハードウェアやソフトウェアの管理情報表示や障害通知機能などでシステム管理者の負担を軽減する「TOSHIBA Management Console」などを搭載しており、システム管理者の負担軽減、およびシステム全体のコスト削減に貢献します。
 またインタフェース、フロッピーディスクやCD-ROMドライブ、PCカードスロット等の内蔵デバイスの使用が制限できる「東芝デバイスロック設定ユーティリティV1.0」により、セキュリティ管理が強化されます。
本機能をご使用になるには別途「東芝デバイスロック設定ユーティリティV1.0」、スーパーバイザーパスワードの設定が必要になります。「dynabook Satellite J11シリーズ」をご購入いただき、東芝デバイスロック設定ユーティリティをご希望されるお客様につきましては、上記ユーティリティを無償にて配布致します。ご希望のお客様は営業スタッフまでお申し付けください。
 
3. ピークシフト機能にも対応。地球環境に配慮した製品づくり
 環境負荷の低減に役立つ、最新のPC電源管理テクノロジーとして注目されている「ピークシフト機能」に対応しています。このピークシフト機能は、電力使用のピーク時間帯(特に夏季の日中13時~16時)に入ると、自動的にAC電源からの供給を止め、それまで電力を蓄えていた充電式電池(バッテリ)を電源として動作させる電源管理機能です。当社では、ノートPCの電源管理をBIOS/ハードウェア/ソフトウェアなど、さまざまな方面からアプローチしています。新製品においても、省電力を実現し発熱を抑えるために、独自の「省電力設定ユーティリティ」を搭載しています。
 さらに、新商品はすべて「グリーン購入法」の基本方針における「判断基準」「配慮項目」と「国際エネルギースタープログラム」基準、電子情報技術産業協会が定めている「PCグリーンラベル制度」に適合しています。また筐体の一部に再生プラスチックを採用するとともに、焼却時にダイオキシン類を発生させにくいノンハロゲン系難燃剤を使用した環境調和型筐体とハロゲンアンチモンフリー基板の採用、鉛フリーはんだの採用、発泡スチロールレスの梱包箱や再生紙を利用したマニュアルなど、さまざまな面から環境に配慮した製品作りに取り組んでいます。
ピークシフトの稼動期間はユーティリティで設定が可能。但し実際のピークシフト有効時間については、本体に内蔵されているバッテリパックの種類や残量により変化いたします。また本機能のご使用をご希望されるお客様につきましては、上記ユーティリティを無償にて配布致します。ご希望のお客様は営業スタッフまでお申し付けください。

<Satellite A11シリーズ>

1. CPUやディスプレイの選択も可能なラインアップ
 「dynabook Satellite A11」は、CPUに「モバイルIntel(R) Pentium(R)4プロセッサ2.2GHz-M」もしくは「モバイルIntel(R) Celeron(R)プロセッサ2.40GHz」、ディスプレイは15型XGAもしくは14.1型XGA、OSは「Microsoft(R) Windows(R) XP Professional (Service Pack1)」・「Microsoft(R)Windows(R)2000 Professional(Service Pack4)」より選択できるよう、8種類のベースモデルをラインアップしています。カスタムメイドサービスにも対応しており、ドライブをCD-ROMドライブ・マルチドライブ、  保証期間を1年保証・3年保証のそれぞれから組み合わせて選択することができます。
 
2. LAN&世界61地域対応モデム
 100Base-TX/10Base-T対応のLANコネクタと、世界61地域対応の内蔵モデムをダブル装備しています。社内ネットワークへの接続からモバイルでのダイヤルアップ接続まで、スムーズに行えます。
 
3. 充実したセキュリティ
 暗号化ソフト「WinSafe Lite Ver.3.1」やウイルス発見・駆除ソフト「Norton AntiVirus 2003」などを搭載するほか、電源投入時にパスワードを設定する「パワーオンパスワード機能」、離席時にワンタッチで操作ロックする「インスタントセキュリティ」や、本体の盗難を防止する「セキュリティロックスロット」を備えています。

<東芝ノートPCの高品質への取り組みについて>

 当社のノートPCは従来から全てのモデルで、「加圧試験」、「振動試験」、「打鍵試験」、「温度試験」などの各種品質試験をクリアしており、毎日の業務での利用に耐える、丈夫で壊れにくい高品質を実現しています。

加圧試験: ノートPCの各部分に強い力が加わったと想定して耐久性を調べる試験です。
振動試験: OSを起動させた状態でノートPCやハードディスクなどを振動させて、一定の条件下で正常に動作することを確認する試験です。
打鍵試験: 先端が人間の指に近い素材でできた打鍵機を使い、一定条件下で打鍵を繰り返してキーボードの打鍵耐久度を調べる試験です。
温度試験: マイナス30度から最高80度、湿度は20~80%までの環境を再現できる装置を用い、低温・高温状態で実際に動作状況を確認する試験です。

お問い合わせ先

お客様からの製品についての
お問い合わせ先
東芝PCダイヤル
(http://dynabook.com/assistpc/index_j.htm)

なお、新製品情報は当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも提供します。


  • 本資料掲載の商品はそれぞれ各社が商標として使用している場合があります。
  • Intel、Pentium、CeleronはIntel Corporationの登録商標または商標です。
  • Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国および他の国における登録商標です。
  • Windowsの正式名称はMicrosoft Windows Operating Systemです。
  • i.Linkとi.Linkロゴは商標です。
  • Bluetoothは、その商標権者が所有しており、東芝はライセンスに基づき使用しています。
  • ハードディスクの容量は1GBを10億バイトで算出しています。


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