東芝とオリックスが発電事業を検討する企画会社を設立 2003年4月15日
株式会社 東芝
株式会社東芝(社長:岡村 正 以下、東芝)とオリックス株式会社(社長:藤木保彦 以下、オリックス)は、山口県宇部市における石炭火力発電事業の検討を行なう企画会社「株式会社シグマパワー山口」を合弁にて設立し、具体的な検討を開始しました。 新会社では、出力50万kW~100万kWの石炭火力発電所を2008年度目標に建設して電力の卸販売を行なうことについて、事業性の検討と、環境への影響評価や対策の検討を行います。 東芝は、新会社に対して、国内外における多数の火力発電プラント建設実績と、保守・サービスに関する高い技術力とノウハウを活かして、発電所の建設にかかる技術面、環境面の検討を支援します。オリックスは、リース、融資、投資銀行業務といった金融に関する幅広いノウハウと、風力発電事業会社などへの出資経験を活かして、本事業の財務面での検討を支援します。 新会社の概要
検討する発電事業の概要
両社のエネルギー供給事業への取組み
<東芝> 東芝は、国内外に多くの納入実績を持つ、エネルギー機器における世界のトップメーカーの一つです。また、重電事業を安定事業領域と位置づけるとともに、新規事業の開拓を目指しており、昨年6月には定款を変更して営業目的に電力供給業を追加し、従来のハードウェア事業だけでなく、フロービジネスであるエネルギー供給事業へも積極的に取り組んでいます。現在、2004年春の運転開始を目指して、エネルギー機器の主力工場である京浜事業所内に出力5,750kWのガスエンジン発電設備2台を建設中であり、そのうち5,400kWを特定規模電気事業者へ卸販売する予定です。 <オリックス> 多角的な金融サービスを展開しているオリックスは、日本における電力自由化の進展も新しいビジネスチャンスと捉え、幅広く収益機会をうかがっています。これまでも、他社との共同出資や業務提携により、省エネルギー対策支援のESCO事業や自家発電事業、風力発電事業などに参画、電力関連設備に対するファイナンスのアレンジメントといった、主に金融面における役割を担っています。 |
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