小型HDD事業の協業に関する合意について

2003年1月21日

株式会社 東芝
松下寿電子工業株式会社

 株式会社東芝(以下、東芝)と、松下寿電子工業株式会社(以下、松下寿電子)は、小型(1.8型、2.5型)HDDの生産を中心とした協力関係を結ぶことで合意し、本日、契約を締結しました。
 契約に基づき東芝は、松下寿電子に対し小型HDDの仕様を開示し、松下寿電子は、2003年4月よりインドネシア松下寿電子ペリフェラルズ(株)において、東芝向けに1.8型HDDの生産を開始します。また、2.5型HDDについては、2003年後半を目標に生産を開始する予定です。

 小型HDD市場については、2001年度には約2900万台でありましたが、ノートパソコン、車載用、モバイルAV製品の普及により、2002年度は約3500万台、2003年度は約4300万台と見込まれるなど、順調に拡大するものと予想されています。

 東芝ではモバイルノートパソコンやモバイルAV商品に搭載できる1.8型HDDを独自開発するなど、小型HDD事業に特化し、市場の拡大に努めてきましたが、今後のさらなる需要増に対応すべく、HDD生産に対して高度な製造技術と高品質の製造ノウハウを持つ松下寿電子の製造力を加えることで、小型HDDの事業強化を図ります。

 なお、今回の協業で生産されるHDDについては、全量を東芝ブランドで販売します。

 今後両社は、小型HDDの製造技術のみならず、将来に向けて、製品改良設計についても協力していきます。

東芝調べ


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