モバイル用途に適したBluetooth(TM) SDIOカードの製品化について 2002年9月25日
当社は、SDカードスロットに挿入することでデジタル機器にBluetoothTM無線通信機能を付加できるSDIOカードの新製品として、小型、低消費電流でモバイル用途に適した「SDIO Card Type-B for BluetoothTM」を発売します。新製品のサンプル出荷は本日から開始し、10月からOEM先への量産供給を行います。 SDIOカードは、SDIOに対応したSDカードスロットに挿入することでデジタル機器に特定の機能を付加できるため、カードの差し替えによりカメラ、LAN接続などさまざまな機能を付加でき、今後の応用が期待されています。新製品は、2001年3月に策定された「BluetoothTM Ver.1.1」規格に対応したもので、PCや携帯電話などとワイヤレスで接続し、データのやり取りを行うことができます。 当社は、2001年に自社のPDA「Genio e」用に初めてBluetoothTM SDIOカードを発売しました。新製品は、従来製品に比べ送受信時の消費電流を50%削減し、さらにサイズを縮小(長さ9mm短縮、表面のフラット化)していますのでモバイル用途に適しています。 当社は、デジタル機器メーカーや周辺機器メーカーなどに新製品のOEM供給を行います。一般コンシューマーへの販売は、当社から新製品を購入したメーカーから、それぞれの機器に対応した独自のソフトウェアを搭載して行ってくことを原則とし、当社から開発のサポートも行なっていくことも検討しています。 新製品の概要 開発の背景と狙い 当社は、BluetoothTM規格の国内唯一のプロモーター企業であり、2000年に、世界で初めて対応製品を発売するとともに、国内のBluetoothTM認証会社の設立を主導するなど、BluetoothTMのグローバルな普及および相互接続性の確保に向けて、積極的な活動を展開しています。 新製品の主な特長
新製品の主な特長 お問い合わせ先
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |