緊急検査をスムーズに行える中規模病院向け生化学自動分析装置の発売について 2002年9月9日
株式会社 東芝 当社は、血液などの化学成分を分析する生化学自動分析装置の新製品として、ロボットアーム搬送の採用により処理中の割り込み検査を容易にし、緊急検査を従来方式よりもスムーズに行える生化学自動分析装置「ARCHITECT*1(アーキテクト) c8000」を商品化します。 新製品は、ロボットアームで検体を運ぶ世界初の「インテリジェントラックサンプラー」を搭載しています。多数の検査を順次処理しながら、緊急に検査したい検体がセットされると他の検体を飛び越して先頭に運び、割り込み検査を行います。再検査が必要な場合も同様に処理し、すばやく検査を完了することができます。検査が終了した検体は、LEDランプの表示により容易に判別することができます。 また、新製品は、米国Abbott Laboratories社製の化学発光免疫測定装置「ARCHITECT 新製品の販売は東芝ラボメディカル株式会社が担当し、総代理店である東芝メディカル株式会社と連携して、本日から営業活動を開始します。販売に先駆けて、9月11日から13日まで神戸国際展示場で開催される「日本臨床検査自動化学会」に展示します。
新製品の概要
商品化の背景と狙い 血液や尿などの検体成分の測定は、初期診断や経過観察、集団検診など今日全国の病院で幅広く行われています。その検体数の増加と検査項目の拡大により検査処理業務は煩雑化しており、また、検査結果の診療側への即時対応など、医療サービスの向上が求められています。一方、近年では医療費の削減も求められ、医療の質と同時に効率化に優れた装置のニーズが高まっています。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先
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