エム・システムズと東芝、新しいDiskOnChip(R)フラッシュディスク製品を共同で開発・マーケティング・製品供給することに合意 2002年8月29日
エム・システムズ・フラッシュ・ディスク・パイオニアズ社 エム・システムズ・フラッシュ・ディスク・パイオニアズ社(以下エム・システムズ)(Nasdaq: FLSH)と株式会社東芝(以下東芝)(otc: TOSBF)(jp:6502)は本日、東芝の最新のNANDテクノロジーとエム・システムズのDiskOnChipテクノロジーをベースにした新製品の開発、マーケティング、製造供給で両社が提携することを発表した。当提携によりエム・システムズは東芝より生産ラインを確保する。 また同日、両社は共同開発による新製品DiskOnChip Millennium Plus 16MBを発表し、マーケティングを開始する。 「長年に渡る東芝との信頼関係、両社の持つテクノロジーのコンビネーションによって大きな成功を手に入れることができました。」と語るのはDov Moran氏、president and CEO of M-Systems。「モバイル機器やセットトップボックスといった新しい市場のニーズに応える為に、我々は協力合意をしました。業界のリーダーであり、NANDフラッシュの開発者である東芝とより深くビジネスができることは大変喜ばしい限りです。」 「エム・システムズのDiskOnChipテクノロジーは、東芝のNAND型フラッシュメモリーの利点を最大限に生かし、セットトップボックス、PDA、携帯電話といったアプリケーションのローカルデータストレージとして、革新的なソリューションを提供することができます。」と語るのは小林清志氏、東芝フラッシュメモリ事業戦略部長。「DiskOnChipのユニークな機能を付加することにより、弊社のNAND型フラッシュメモリーの特徴を最大限に生かし、より製品の強みを発揮できるようになり、新しいマーケットに進出することができます。東芝としてもお客様にDiskOnChipをソリューションの一つとして提供していきたいと思っています。」 16MB DiskOnChip Millennium Plusはエム・システムズと東芝によって共同開発された最新のフラッシュディスク。当製品は小さなソリッドステートチップの中にハードドライブと同様の機能を提供する、シングルダイの高性能ローカルデータストレージソリューションです。アプリケーションはセットトップボックスやモバイル機器で、一般的にNOR型のフラッシュメモリが使用されている。また、ブート機能、ユニークID、カスタマイズできる保護パテション、ライセンス情報が格納できるワンタイムプログラミング領域(OTP)などの機能も提供する。 エム・システムズのTrueFFSテクノロジーは、マイクロソフト社のWindowsやSymbianOSといった主要なOSをサポートしており、DiskOnChip Millennium Plusをより性能と信頼性の高い製品にしている。 「エム・システムズと東芝(トップ半導体メモリ製造メーカー)が持つシステムとソフトウエアの経験を組み合わせることにより、マーケットに新しいフラッシュシステムのアーキテクチャを紹介しました。」と語るのはAlan Niebel氏、Web-Feet Research。「この提携により、マーケットに多くの機能を持つフラッシュディスクが誕生し、フラッシュメモリ業界の限界枠を再度広げました。」 入手情報 DiskOnChip Millennium Plus 16MBフラッシュディスク製品の量産は2002年度第4四半期を予定している。その他詳しい情報はエム・システムズ又は東芝までお問合せください。 東芝の概要 東芝は情報コミュニケーションシステム、電子機器、コンスーマー製品、電源装置といった製品においてリーダー的存在。広範囲にわたる分野における技術を集大成させ、半導体、LCD、その他の電子機器業界において常にトップの位置にいる。東芝は現在全世界に176,000人の従業員がおり、年間の売上は400億米ドルを超える。その他詳細は以下のサイトをご覧下さい。 エム・システムズ・フラッシュ・ディスク・パイオニアズ社の概要 エム・システムズは、フラッシュディスクとして知られている革新的なデータ・ストレージ製品の開発・製造・販売を行っています。同社のフラッシュディスクは、ソリッドステート・シリコンチップ上にメカニカル・ハードドライブと同等の機能を提供します。特許取得済のTrueFFSテクノロジーをベースとし、ターゲットは組込みシステム、インターネット機器、携帯電話、通信システムと幅広いです。同社の製品には、DiskOnChip、DiskOnKey、Fast Flash Disk (FFDTM) ファミリー製品を含む、特許取得しているTrueFFS技術をベースとしたものがあります。 お問い合わせ先
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