中国での鉄道車両用電気品の製造合弁会社設立について 2002年8月28日
当社は、中国・大連機車車輛廠と、機関車並びに電車用電気品の製造・販売・メンテナンスを行う合弁会社を設立することで合意し、本日、中国大連市で調印式を行い、合弁契約に調印しました。 新会社の名称は、「大連東芝機車電気設備有限公司」で、当社、東芝中国社と大連機車車輛廠との共同出資により、中国・大連市に10月に設立する予定です。 大連機車車輛廠は中国国営のディーゼル機関車メーカで、当社は電気品メーカであることから、お互いに事業を補完しあえるWIN-WINの関係にあること、また、当社は海外市場への拡販を目指し、中国参入を考えていることを踏まえて、鉄道車両用電気品の合弁会社設立の検討を進めて参りました。 現在、中国では、WTO加盟及び2008年の北京オリンピックに向けたインフラ整備が急速に進んでいます。鉄道関連では、第10次5ヶ年計画(2001~2005)による新線建設及び既設電化、並びに15都市での交通プロジェクトが計画されております。 当社は、昨年より大連、北京、天津市の都市交通で電気品を受注し、中国市場への参入を果たしました。今後は、中国の3大機関車メーカーの1つである大連機車車輛廠との合弁会社を設立することによって、中国市場でのさらなる事業拡大を図ります。 この新会社は、当社の中国市場における鉄道車両電気品の初の製造拠点となり、当社の技術を導入し、機関車/電車に用いる主変換装置、交流モータ駆動装置、補助電源などの製造を行います。 なお、新会社の資本金は設立時2億円で、出資比率は当社グループ60%、大連機車車輛廠40%です。 新会社の概要
<大連機車車輛廠概要>
<ご参考>
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