大容量・高速回転を両立させた2.5型薄型磁気ディスク装置の発売について

2002年7月31日

MK6022GAX

 当社は、2.5型で厚さ9.5mmの薄型磁気ディスク装置の新製品として、業界で初めて60ギガバイトの大容量と5,400回転/分の高速回転を両立させた「MK6022GAX」を開発・商品化し、9月から量産を開始します。

 新製品は、高速データ転送に対応したハードディスクコントローラの採用やメカ構造、サーボ制御方式の最適化などによって、磁気ディスクの回転速度の高速化を実現しています。これらによって、最大内部転送レートを約25%、平均ランダムアクセスタイムを約8%それぞれ向上(当社従来比)させており、ハイエンドノートPCや省スペースデスクトップPCなどのシステム性能向上を図ることができます。さらに、16メガバイトの大容量バッファメモリを採用することで、大容量データの高速処理を実現しています。
 また、新製品は、流体軸受モータの採用などにより、アイドル時平均26dBの静音設計としています。

新製品の概要

新製品の概要

新製品の主な特長

1. 9.5mmの薄さで60ギガバイトの大容量と5,400回転/分の高速回転を両立させることにより、アクセスタイムを短縮し、システム性能の向上が可能です。
   
2. 16メガバイトの大容量バッファメモリを採用しており、大容量データ処理の高速化を実現しています。
   
3. 流体軸受モータの採用など、動作振動を抑制する設計により、アイドル時平均26dBと動作音の静音化を図っています。
   
4. 非動作時7,840m/s(800G)の高い耐衝撃性を実現しており、モバイル機器などの利用にも適しています。
   
5. ハロゲンフリー基板に鉛フリーはんだを採用するとともに、梱包用クッション材に生分解性プラスチックを使用するなど、環境に配慮した設計としています。

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様

お問い合わせ先

お客様からの商品に関する
お問い合わせ先
ストレージデバイス事業部 TEL 03(3457)2445


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。