ATA/ATAPIコントローラ内蔵コンパニオンチップの発売について 2002年7月15日
当社は、ハードディスク(HDD)の標準インタフェース規格であるATA/ATAPIコントローラを内蔵することにより、HDD搭載のデジタル情報機器、ネットワーク機器などの設計を容易に実現できるRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ用コンパニオンチップ「TC86C001FG」を開発しました。新製品のサンプル出荷は9月から行ない、量産は2003年第1四半期から開始します。 新製品は、ATA/ATAPIコントローラ、USBホストコントローラ、USBデバイスコントローラ、I2Cバス・インタフェース、PCI*バス・インタフェースなど多くの周辺機能を内蔵していますので様々なシステム構成に対応できます。さらに、PCIコントローラを内蔵した当社RISCマイコン「TXシリーズ」との接続が可能なため、成長が見込まれるHDD搭載のPVR(Personal Video Recorder)の設計を容易に実現できます。また、新製品を搭載した評価ボード(PCIボード)も開発していますので、製品開発を容易に行うことができます。 当社は、今後も各応用分野の機器メーカーへトータルソリューションを提案していきます。
新製品の概要
開発の背景とねらい 近年、映像や音楽などのデジタルコンテンツの急激な増加により、データを蓄積する媒体の市場が急速に成長しています。こうした動きに合わせ、大容量データ処理を行うデジタル情報機器や各種ネットワーク機器も増加する傾向にあり、ATAコントローラ、USBコントローラなどを容易に組み込むことが可能なチップセットが求められていました。 当社は、このようなニーズに対応し、ATAコントローラ、USBコントローラを内蔵したコンパニオンチップ「TC86C001FG」を開発しました。新製品を当社製RISCマイコン採用により、HDD搭載のデジタル情報機器、ネットワーク機器の設計を容易に実現できます。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先
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