IAサーバ「MAGNIA(マグニア)」の新製品発売について

2001年12月3日

インテル社の最新CPU「Pentium(R)III-S(1.26GHz)」搭載の高性能2-Wayエントリサーバ

 当社は、IA(インテル・アーキテクチャ)サーバのエントリクラスのラインナップ強化として、CPU「Pentium(R)III-S(1.26GHz)」を最大2つ搭載(2-Way)でき、高性能と信頼性、可用性、拡張性を兼ね備えた新機種「MAGNIA3200」を商品化し、本日から営業活動を開始します。

 新製品は、CPUに「Pentium(R)III-S(1.26GHz)」を搭載することが可能で、動作周波数の高速化と、2次キャッシュメモリの512KBへの強化により、性能を大幅に向上することができます。
 また、新製品では、ハイエンドサーバ「MAGNIA7100」にて採用した、当社独自開発の高性能RAIDコントローラ「AF200C」を標準搭載したモデルを用意しており、RAID5構成時の書き込み性能を大幅に向上し、搭載するディスク全体の性能と信頼性をより一層高めています。
 さらにハードディスクと電源ユニットは、ホットプラグ対応としたうえ、ファン、LANカードと同様に冗長構成をとることができるなど、可用性に優れています。運用面でも、Webベースで運用状況を見守るサーバ監視ソフト「HarnessEye/web」を標準で搭載し、遠隔地の管理者端末から複数のMAGNIAサーバをブラウザ上で監視可能とするなど、優れた機能を有しています。
 同時に外観色は、エントリクラスながら、高性能と、信頼性、可用性を兼ね備えた本製品の「頑健性」や「力強さ」をイメージする「黒」に一新しました。

当社従来機種の約2~6倍

新製品の概要

MAGNIA3200

全タイプでプレインストールモデル(「WindowsNT(R)Server4.0(10CAL付)」、「Windows(R)2000Server(5CAL付)」のいずれか)またはOS無しモデルの選択が可能です。

商品化の背景と狙い

 2001年度の国内IAサーバ市場は,企業のIT化投資の着実な推進により、20%を超える成長が見込まれています。そのような中、最近では企業内の部門サーバなどの中小規模の業務システム需要に加えて、インターネットを利用した様々なネットビジネス向けの需要が拡大し、より高性能で、高い信頼性を持つサーバへのニーズが高まっています。
 当社は、こうした市場のニーズに対応し、「MAGNIAシリーズ」に、最新の高性能CPUを採用したエントリクラスの新機種「MAGNIA3200」を加えることで、一層のラインナップ拡充を図ります。

新製品の主な特長

  1. インテル社の最新CPU「Pentium(R)III-S(1.26GHz)」を最大2つまで搭載可能で、高速なデータ処理が可能です。

  2. 当社独自開発の高性能RAIDコントローラ「AF200C」をサポートしており、RAID5構成時の書き込み性能を大幅に向上しています。
    当社従来機種の約2~6倍

  3. 最大4GBのECCメモリをサポートしており、大規模なアプリケーションにも対応可能です。

  4. エントリクラスながら、ハードディスクと電源ユニットはホットプラグに対応しています。さらにハードディスク、電源ユニット、ファン、LANカードは冗長構成をとることが可能なので、高い信頼性と可用性を実現しています。

  5. Ultra160 SCSIに対応した73GBのハードディスクを最大6台まで(合計438GB)搭載でき、高速性・拡張性に優れています。

  6. ECCメインメモリのほか、本体内でのRAID(レベル0、1、5、10、50)をサポートしています。

  7. PCIカードを5枚まで搭載でき、拡張性に優れています。

  8. 「ネジレス設計」で簡単に筐体を開けることができるので、ハードディスク、拡張カードの増設や保守時の運用性に優れています。

  9. タワー型は、筐体を横置きにしてラックに収納することで、スペース効率と操作性の向上が図れる「ラッカブル筐体」を採用しており、設置状況に応じたフレキシブルな対応が可能です。

  10. 「Windows NT(R) Server 4.0」「Windows(R) 2000Server」といったOSのインストールや初期設定を簡単に行うことが可能な「SetupInstructor(セットアップインストラクター)」を標準で装備し、スムーズなセットアップが可能です。

  11. クライアントからサーバ電源をオンできる「リモートWake Onツール」を標準装備しています。

  12. 遠隔地の管理者端末からWebベースで複数のサーバの障害監視をすることができる、サーバ監視ソフト「HarnessEye/web」を標準装備しています。情報はEメールでも送信可能で、携帯電話などでも通知を受けることができます。また、ハードディスク障害予知などができ、十分なシステムの可用性を備えています。
    さらに当社のレスキューサービスを使用することにより、自動的に保守センターに通知され、万一の障害発生時のダウンタイムを短縮します。
    障害情報を保守センターに自動通知して、迅速な保守対応を実現する当社のリモート障害通知サービス

お問い合わせ先

新製品に関するお客様からの
お問い合わせ先
コンピュータ・ネットワーク
プラットフォーム事業部
TEL 03(3457)2725

「MAGNIAシリーズ」ホームページ:URL http://www.magnia.toshiba.co.jp/


  • Pentiumは米国Intel Corporationの登録商標です。
  • Microsoft、Windows 、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。


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