さまざまな帳票の自動読み取りが可能なOCR新シリーズの発売について 2000年9月19日
当社は、OCR(光学的文字読み取り装置)の新製品として、 当社が独自開発した帳票レイアウトを自動的に理解する新技術「iRテクノロジー」の採用により、 これまでOCRで処理できなかった多種混在の公金伝票などの読み取りを実現した「OCR2000iシリーズ」を商品化し、 本日から発売します。 新製品は、あらかじめ定義した絶対位置情報から文字を検出して読み取る従来方式に加え、 帳票レイアウトを自動的に認識して、読み取り領域を検出する方式を採用することによって、 OCR専用帳票以外の読み取りも可能です。 さらに、レイアウト情報から帳票の種類を自動的に識別する機能により、 帳票識別用のID番号のない帳票が混在した状態でも、連続して読み取ることができます。 新製品は、複数の認識アルゴリズムを統合的に処理する新認識方式を採用することで、 業界トップクラスの読み取り精度を実現しています。 中でもOCRにおいてニーズの高い手書き数字の認識については、 リジェクト率、誤認識率を、それぞれ従来機種に比べ1/5、1/15(当社比)に改良しています。 さらに、新製品は、処理性能の向上も図っており、 卓上型OCRで国内最高速の毎分80枚の読み取り速度(モデル80)を実現しています。
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