制御システム事業のIT化対応に向けたエンジニアリング会社の統合について 2000年8月23日 当社は、制御システム市場におけるIT(情報技術)化の急速な進展を見込み、 制御システム技術をベースにITまで一括したソリューションを提供できる体制を構築するため、 関連のエンジニアリング会社2社を10月1日に統合し、 「東芝アイティー・コントロールシステム株式会社」を設立します。 統合する子会社は、産業分野のシーケンス制御システム*1を主体とする東芝FAシステムエンジニアリング株式会社と、 産業および公共分野の計装制御システム*2を主体とする東芝情報制御システム株式会社の2社です。 新会社は、現在の両社の事業を統合し、エンジニアリング力を増強することで、 インターネットやモバイル機器等を活用し、市場情報・経営情報と現場情報が融合した制御システムを構築します。 これにより、従来の産業分野、公共分野のみならず、広く社会システムまでソリューションを提供し、 2002年度には、売上高200億円を目指します。 統合の背景と目的 従来、工場などの生産ラインでは、販売・需給見込みに基づく操業が行われ、 期日までに生産計画を完遂することが優先されるため、ラインが停止するトラブルは許されず、 制御システムには、頑健性が求められました。 このため、制御システムは工場・施設内のみでクローズ(完結)する構成が一般的でした。 当社は、エンジニアリング会社2社を統合することにより、 豊富な経験と技術蓄積を有する現場制御システムをベースに、IT化対応を強化し、 新しい制御システムのソリューションを提供していきます。
新会社の概要
合併する2社の概要 東芝FAシステムエンジニアリング株式会社
東芝情報制御システム株式会社
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