米・マイクロソフト社とのeBook端末用液晶表示装置に関しての共同仕様策定について 2000年7月10日 当社は、米・マイクロソフト社と共同で、eBook(電子書籍)専用端末用の液晶表示装置の仕様を策定するとともに、 年内の製品化をめざして開発を行っていくことで合意しました。 両社が共同で仕様策定を行なうeBook端末用液晶表示装置は、インターネットなどを利用して電子的に配信・蓄積される書籍内容を表示するものです。 当社の「低温ポリシリコン液晶技術」と米・マイクロソフト社が開発した「クリアタイプ技術」*を組み合わせることで、 グラビア印刷なみの高精細画質と滑らかで自然な字体による文字情報の表示が可能となります。
両社が共同で策定する専用液晶表示装置の基本仕様は次のとおりです。
低温ポリシリコン液晶は、基板がシリコン多結晶で形成されているもので、 従来のアモルファス(非晶質)液晶に比べると、 液晶画面を制御する周辺回路を基板上に直接形成でき配線間隔を微細化できるため、 より高精細な画面作りが可能となります。 また、部品点数が従来比40%、接続ピン数が約20分の1に削減できるため、 軽量かつ製品信頼性の向上がはかられるため、 モバイル用ディスプレイとしてノートパソコンやポータブルDVDプレーヤなどに採用されています。
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