中国での真空遮断器製造合弁会社設立について 2000年4月21日 当社は、中国・浙江省において、発電所や変電所、 工場などで使用される真空遮断器の製造・販売を行う合弁会社を設立することで合意し、 本日、合弁契約に調印しました。 新会社は、寧波華通電器集団股份有限公司との共同出資により、 浙江省寧波市に5月に設立し、本年8月から製造を開始する予定です。 新会社の名称は、「寧波東芝華通開関設備有限公司」で、当社からの技術導入により、 中国市場向けの12キロボルト真空遮断器を年間2,000台以上の規模で製造します。 現在、中国は、国家計画として、送変電網のインフラ整備を急速に進めており、 98年からの3年間で3兆6,000億円規模の投資を行ってきています。このような中、 送変電ネットワークの電力安定供給や信頼性を高めるキーコンポーネントである真空遮断器の市場は拡大を続けており、 中圧クラスの12キロボルト製品では年間7万台規模の需要があり、 今後も年率10%以上の成長が見込まれています。 当社は、98年から中国における有力なスイッチギヤメーカの1つである寧波華通に対して、 真空遮断器の設計・製造の技術提携を行っています。今回、この関係をさらに強化して、 新たに現地の製造拠点として合弁会社を設立し、中国市場のニーズに対応した製品を供給することによって、 中国市場での事業拡大を図っていきます。 新会社は、当社の中国における重電機器の製造拠点としては、 95年に設立した変圧器製造会社「常州東芝変圧器有限公司」に続くものです。 新会社の資本金は754万7,000元で、出資比率は当社41%、 当社の中国での現地法人である東芝中国社10%、寧波華通49%です。 新会社の概要
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