シリコンオーディオプレーヤ新製品の発売について

1999年12月2日

スマートメディアに対応したカードサイズのプレーヤをインターネットを通じて販売

 当社は、シリコンオーディオプレーヤの新製品として、 カードサイズのスマートメディアプレーヤ「MM300」〔愛称:diGO(ディーゴ)〕を、 1999年12月25日から発売します。

 新製品の価格は29,800円で、インターネットを通じて、 東芝デジタルフロンティア株式会社(本社:東京都港区高輪三丁目13番1号, 代表取締役社長:小見山 岡)が販売します。(Webサイトは12月中旬開設予定)
 また、先着5000台に限り、東芝EMI(宇多田ヒカル、矢沢永吉、DREAMSCOME TRUE、THE ALFEE)やパイオニアLDC(中西圭三、米倉利紀など)などの人気アーテイストのサンプル音楽を、 ID付きスマートメディアに収録したバンドルソフトをつけて販売します。

 新製品が対応する媒体はID付きスマートメディアで、 コンテンツ記録用の音声圧縮方式には「MP3(MPEG1 オーディオ・レイヤー3)」および「TwinVQ(*)」、著作権保護技術には「InfoBind(*)」を用いたネットワークオーディオ方式「SolidAudio」を採用し、 SDMIの規格に準拠しています。

「TwinVQ」は、NTTで開発された高音質音楽圧縮技術です。「InfoBind」は、NTT東日本、 NTTおよび神戸製鋼所の共同開発による著作権保護方式です。 この3社は、「TwinVQ」、「InfoBind」をコアとしたネットワークオーディオ方式「SolidAudio」を提唱しており、 この方式では、「MP3」など「TwinVQ」以外の圧縮技術を付加することも可能です。

 新製品は、幅8.6センチ、奥行5.4センチ、厚さ1センチのカードサイズで、 52グラムと軽量なため、胸のポケット等に入れて持ち運ぶことが可能です。
 今後発売が予定されるスマートメディアによるパッケージソフトの再生に加え、 ネットワークを通じて配信サービスを受けた音楽(付属の専用リーダー・ライターを使用してID付きスマートメディアに記録した場合)や、 CDの音楽(付属の専用ソフトウェアを利用してID付きスマートメディアに記録した場合)なども再生できます。

 今回の新製品発売は、既に発表しているヘッドフォン型プレーヤ(布袋寅泰のソフトとのパッケージ商品)に加えて、 当社シリコンオーディオプレーヤのラインナップ充実を図るものですが、 ユーザーの多様なニーズに応えるため、今後も新製品の開発・商品化を進めます。
 また、コンテンツの面においても、レコード会社や出版社等と連携して音楽や書籍分野などでのソフトの充実に取り組んでいく計画です。

 新製品の主な仕様は次のとおりです。

販売に関するお問合せ先
東芝デジタルフロンティア株式会社 NBP室 03(5447)2493


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