製品化の背景と狙い

 1999冷凍年度のルームエアコン国内需要は、7月度の天候不順が影響し、 昨年度を若干下回る630万台強が見込まれていますが、 2000冷凍年度は住宅優遇税制等による竣工件数の増加、 堅調な二次需要により、約670万台の需要が予測されます。(当社調べ)

 近年はエアコン需要が650万台前後と安定し、 エアコンは暑さ寒さを和らげるものから健康快適空間を創り出すニーズへ転換しつつあり、 当社は"きれいな空気づくり"に対応した「大清快」シリーズを98冷凍年度より発売し、 ご好評をいただいてまいりました。
 健康関連市場は空気清浄機を代表に年率110%の成長市場となっています。 さらに、昨今自然環境汚染やストレスの多い生活環境などから「癒し」に関連した商品が注目されており、快適で健康な生活を送る為に、 精神をリラックスさせるニーズが高まっています。また、省エネ意識の高まりに伴い、 二人に一人の方がエアコンの電気代を表示してほしいといった要望があります(当社調査による)。 一方で、オゾン層の保護対応として、オゾン層を破壊しないHFC系新冷媒(R410A)への転換と、 地球温暖化の歯止めとして新省エネ法が制定され、目標値をクリアすべく製品の省エネ向上が空調業界の課題となっています。

 このようなニーズに対応し、当社は室内環境の空質向上の為に新製品3タイプすべてに本格的空気清浄機を標準装備しました。 特に「プラズマ大清快」は空気清浄機能を一層進化させ、健康的な空気の創造により、 リラックスできる室内環境づくりを図っています。 さらに、HFC系新冷媒を全22機種に採用することで地球環境保護を配慮するとともに、 新冷媒の特性を活かし省エネ性を大幅に向上させることで、 地球温暖化防止の為の新省エネ法をクリアした新製品*2を発売します。

*2 「プラズマ大清快」、「大清快パック」シリーズ

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