半導体メモリの組立生産を行う新工場の竣工について 1999年6月9日 四日市東芝エレクトロニクス株式会社 四日市東芝エレクトロニクス株式会社 (所在地:三重県三重郡朝日町大字縄生2000、社長:上田大八郎)は、 半導体メモリの組立生産を行う新工場の建設、立上げを進めてきましたが、 このたび、生産体制が整い、本日、竣工式を開催する運びとなりました。 新工場は、平成10年3月に着工、同年11月に建家が完成し、 生産ラインの構築、立上げを進めてきたもので、 昨年12月から段階的に生産規模を拡大してきました。 現在、月産約1,000万個の生産能力を持ち、 128メガビットDRAMなどの最先端の半導体メモリの組立、評価を行います。 新工場は、延床面積が約22,000平方メートルの2階建てで、 組立工程を行うクリーンルームを備えており、東芝四日市工場から移管した生産ラインに加えて、 最新の組立、評価設備を新たに導入しています。 投資額は建設費、設備費を含めて約200億円です。 当社は、拡大する半導体メモリの需要に対応するため、 国内における東芝の半導体メモリの組立生産を一括して行う新会社として、 98年3月2日付で東芝三重工場の隣接地に設立されました。 新会社の人員は、現在、約500名です。 今後の生産規模の拡大にあたっては、 東芝三重工場をはじめとする中部地区における東芝の人材活用、 および新規の採用によって対応します。 東芝では、最先端メモリの前工程生産(ウエハ上にLSIを形成する工程) を行っている四日市工場を半導体メモリの中核となる拠点(ハブ拠点)として位置づけ、 海外拠点を含めた技術移転などの支援を行っています。 当社は、東芝四日市工場と一体となって、 中部地区において半導体メモリの一貫生産体制を構築するとともに、 効率的な生産体制の構築、最先端の組立・評価技術を確立し、 後工程生産については海外を含めたメモリ事業のハブ拠点として事業展開していきます。 会社の概要
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