蒸気タービン翼製造合弁会社の設立について 1998年6月29日 株式会社 東芝 ゼネラル・エレクトリック社 株式会社東芝と米国・ゼネラル・エレクトリック社(GE社)は、共同出資により、 電力用蒸気タービン翼の製造を行う合弁会社を日本およびメキシコに設立することで合意し、 合弁契約に調印いたしました。 東芝とGE社は、世界規模で市場環境が厳しさを増している火力事業分野において、 製造コストの低減による競争力強化を図るため、 相互の資源を共有するとともに効率的な生産体制の構築をめざして蒸気タービン翼の製造合弁会社を設立するものです。 新会社は2社とも今月、設立しました。 新会社2社は、東芝およびGE社からの技術移転に基づき、 最新の製造技術を取り入れた工場を日本およびメキシコに建設し、 当社とGE社が受注した世界各地の火力発電所向け蒸気タービン翼の製造を行います。 コンバインド・サイクル発電プラントをはじめとする火力発電プラントは、 蒸気タービンや発電機、ボイラなどで構成されていますが、今回、 新会社2社で製造する蒸気タービン翼は、 発電設備の性能や品質を決定づけるキーコンポーネントであり、 長翼は低圧タービン、 中短翼は高圧および中圧タービンなどに組み込むものです。 東芝とGE社は、 従来からガスタービンの技術開発やマーケティングなどに関する提携や電力用タービンの補修会社の共同設立など、 電力事業分野で幅広い協力関係にあります。 東芝とGE社は、新会社2社の設立によって、 蒸気タービン翼製造工場を共有することになりますが、技術開発や設計業務、 営業活動などは引き続きそれぞれ独自で行います。 新会社の概要
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