環境面に優れたトランジスタ用パッケージの開発について 1998年4月27日
当社は、半導体の封止工程中に発生する残留樹脂を再利用できるとともに、 有害ガスなどが発生するおそれのある難燃剤を含まないトランジスタ用のパッケージを開発しました。 現在、半導体パッケージには、エポキシ樹脂が主に用いられていますが、 熱硬化性樹脂であるため、残留樹脂の再利用が難しく、熱硬化性樹脂に代わるものとして、 熱可塑性樹脂が注目されていました。しかし、従来、熱可塑性樹脂は、 耐熱性やリードフレームとの密着性不足、ボンディングワイヤの変形などの課題がありました。 当社は、パワートランジスタなどのトランジスタ用として本パッケージを採用し、 本年10月からサンプル出荷を開始し、来年1月から量産する計画です。
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