当社は、４月１日付でＩＣカード・無線タグ事業の推進組織として「カード・データキャリア事業推進部」を新設します。
　これまで、当社は、機器事業部がＩＣカードの開発・製造及び営業を、 情報・通信システム新規事業企画室がＩＣカード・無線タグ事業の市場開拓をそれぞれ担当してきました。
　今後、急速に市場が立ち上がるとみられるＩＣカード・無線タグ市場に対して、 生・販・技一体となったマーケット活動を展開するため、 当社及び当社グループの関連事業の中核組織として新組織を設置し、 マーケティングから開発・製造・販売まで当社の総合力を生かしたカード・タグ関連ビジネスを推進していきます。
　当社は、新組織を核に、まずカード事業における市場地位を確固たるものとし、 今後大きく拡大が見込まれるシステムインテグレーションのビジネス展開に結び付けていきます。
　カード・タグ事業で、世界のトップグループ入りをはたすとともに、 市場としては国内とアジアパシフィック市場を中心に注力し、 ２００１年にはカード関連ビジネス全体で売上高１，０００億円をめざします。

　なお、ＩＣカード・無線タグの製造については、 凸版印刷株式会社（藤田弘道社長）および東芝ケミカル株式会社（箭吹一誠社長）と協力して行うとともに、 ＩＣカード関連端末類については株式会社テック（久保光生社長）と協力して開発・製造・販売を行っていきます。

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