開発の背景と狙い

 97年度の洗濯機の国内市場は、前年度並みの約500万台と堅調な需要が見込まれています。 中でも、全自動洗濯機の需要は前年度比101%の420万台、構成比84%に達すると予測されています。
 最近の洗濯機のニーズは、従来からの節水・時間短縮、大容量・コンパクトボディ化などに加え、 布からみ防止等があげられます。 新製品はこのようなニーズに対応して商品化したもので、 従来から取り組んでいる節水・時間短縮をさらに進めたうえ、当社独自のセンサー技術や水流技術により、 布からみを大幅に抑えています。
 衣類乾燥機は、働く女性の増加により時間帯を気にせず乾かしたい、 また花粉症などで洗濯物を外に干したくないといったニーズの高まりにより、 平成9年度の国内需要は前年度ほぼ横ばいの約43万台が見込まれ、普及率も20%を超えています。
 全自動洗濯機の大容量化に伴い、乾燥機においても一度でたくさんの衣類を乾燥させたいというニーズが高く、 大容量化が求められています。しかしながら、4.5kg容量以上の乾燥機は奥行があり、 乾燥機の下に設置した洗濯機への衣類の出し入れのじゃまになってしまうと言った不満があり、 大容量化とコンパクト化の両立が望まれています。このようなニーズに対応し、 新製品は「からみまセンサー」制御により、布からみを大幅に抑えることで、 5kg容量では業界で最も薄い奥行を実現しています。


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