東芝と富士通がマルチ・チップ・パッケージの仕様共通化で合意 1997年4月14日
富士通 株式会社 株式会社東芝と富士通株式会社は、フラッシュメモリとスタティックRAM(SRAM) を混載するマルチ・チップ・パッケージ(MCP) の仕様を共通化することで合意しました。 近年、携帯機器市場の拡大にともない、携帯電話などに使われるプログラム格納用の フラッシュメモリとCPUの動作中に一時データを格納するSRAMの需要が増大しております。 また、携帯機器の高機能化への対応や、より携帯性を高めるために、 それぞれのメモリ素子の外形の小型化が強く要求されています。 今回、フラッシュメモリやSRAMで業界の高い地位にいる東芝と富士通が協力することにより、 このようなニーズに対応した、2つのメモリを1つのパッケージに搭載できるMCPの提供が可能となりました。 今回共通化されるMCP 仕様では、基板との接続に用いる金属のボールの数は48個 (6 x 8) を規定いたしました。ボール間ピッチは基板への実装時の使いやすさを考慮し、 1ミリメートル としています。 本MCPは、東芝と富士通より、それぞれ製品化、販売されます。4Mから32Mのフラッシュメモリと 1Mまたは2MのSRAMを組み合わせた構成が可能です。どの構成でも端子配列の互換性が保たれます。
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