人とビーチボールを打ち合うロボットの開発について 1997年2月17日
今回開発したロボットは、画像処理や音声認識、力制御などの要素技術を開発し、 組み合わせることによって、さまざまな動きをすることができます。具体的には、
現在あるロボットは、作業対象物を決められた位置に正確に置く必要があります。 また、作業を行う際にロボットアームの関節角度の設定など作業動作をあらかじめ 細かくプログラムすることも必要です。このため、ロボットが行える動作には大幅な 制限があります。 当社は、このような問題に対応し、高速画像処理技術や音声認識技術、顔認識技術、 力制御技術などを結集することによって、どこに飛んでくるか分からない人間が 打ったビーチボールの動きを瞬時に予測しながら適切に相手にボールを 打ち返すことなどができるロボットを開発しました。 なお、本ロボットは、3月4日から9日まで有楽町駅前の東京国際フォーラムで 開催する「TOMORROW21東芝技術展」に出展し、デモンストレーションを行う予定です。
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